てんとう虫コミックス短編第32巻(その13

将来の大歌手(ジャイアンリサイタル全史・口先の魔術師になれ!)[★★★]

ジャイアンの新曲リサイタルで、ひみつ道具である『腹話ロボット』が「ひどい歌だなあ」と率直な感想を口にした。会場は一瞬シーンとなり、ジャイアンがのび太を殴ろうとしたその時、「腹話ロボット」は「はっきりいってがっかりしたなあ。

 

ジャイアンの歌は、こんなもんじゃないはずだよ。おかしいよ! ひょっとして、のどをいためてるんじゃないの?」と畳みかけるように問い質した。

 

ジャイアンも「そういえば…、ゆうべメザシをくった時、小骨をのどに…」と言い出したので、「やっぱり!! むりしちゃだめじゃないか。将来の大歌手が、もっとのどをだいじにしてくれなくちゃ」と止めの一発をかました。

 

感激したジャイアンはのび太の手を「ガッシ」と握り、「心の友よ!! きみだけだ。こんなにも気づかってくれるのは」と涙を流しながら、感謝していた。なお、リサイタルが中止になったのは、いうまでもなかった。

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メザシの小骨[★★]

剛田武の新曲発表リサイタルで、ひみつ道具である『腹話ロボット』が「ジャイアンの歌は、こんなもんじゃないはずだよ。おかしい! ひょっとして、のどをいためているんじゃない?」と注意を促すと、ジャイアンもしんみりと、「ゆうべメザシをくった時、小骨をのどに…」と反省している。

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心の友よ!! きみだけだ。こんなにも気づかってくれるのは[★★★]

ひみつ道具である『腹話ロボット』が「将来の大歌手がもっとのどをだいじにしてくれなくちゃ」と苦言を呈すると、ジャイアンはのび太の手を「ガッシ」と握り、「心の友よ!! きみだけだ。こんなにも気づかってくれるのは」と涙を流しながら感謝している。

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アダム[★★]

のび太が『どこでもドア』で、しずちゃんの家に行くと、しずちゃんはいつものようにお風呂に入っていた。しずちゃんの目の前で、ひみつ道具である『腹話ロボット』は、「アダム」とイブが「なぜ服をきるようになったか。神のいいつけにそむいて禁断の木の実をたべたからだ」といった講釈を始め出した。

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イブ[★★]

のび太が『どこでもドア』で、しずちゃんの家に行くと、しずちゃんはいつものようにお風呂に入っていた。しずちゃんの目の前で、ひみつ道具である『腹話ロボット』は、アダムと「イブ」が「なぜ服をきるようになったか。神のいいつけにそむいて禁断の木の実をたべたからだ」といった講釈を始め出した。

[A3214703]

 

禁断の木の実[★★]

のび太が『どこでもドア』で、しずちゃんの家に行くと、しずちゃんはいつものようにお風呂に入っていた。しずちゃんの目の前で、ひみつ道具である『腹話ロボット』は、アダムとイブが「なぜ服をきるようになったか。神のいいつけにそむいて禁断の木の実をたべたからだ」といった講釈を始め出した。

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