てんとう虫コミックス短編第30巻(その16

タクシー[]

 昔の男の人が夜熱を出したので、のび太は三里も離れているお医者さんを、提灯の明かりを頼りに迎えに行くことになった。「タクシー」かバスでもあればいいと思いながら。

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バス[]

 昔の男の人が夜熱を出したので、のび太は三里も離れているお医者さんを、提灯の明かりを頼りに向かえに行くことになった。タクシーか「バス」でもあればいいと思いながら。

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結核[★★]

 のび太はお医者さんを迎えに行く代わり、『タイムマシン』を使って不本意であったけれどもドラえもんを呼びに行った。ドラえもんの取り出した『お医者さんカバン』で、「ピコ ピコ」と診断すると「結核」であると判明した。

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人工太陽[]

 部屋の中が真っ暗であったので、ドラえもんはひみつ道具である『人工太陽』を取り出して、男の人の体の具合をチェックすることにした。

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スープ[★★]

 男の人は結核と診断されたので、ドラえもんは『四次元ポケット』から栄養豊かな「スープ」、肉、魚のカンヅメを取り出し体力を付けてもらった。

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体力[★★]

 男の人は結核と診断されたので、ドラえもんは『四次元ポケット』から、栄養豊かなスープ、肉、魚のカンヅメを取り出し体力を付けてもらった。

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稲荷大明神[★★]

 ドラえもんは水不足解消のためひみつ道具である『お天気ボックス』を取り出し、飲み水確保のため『どこでも蛇口』を取り出した。

 

さらに、畑を耕す『モグラ手袋』、洗濯機、クーラー、ヒーターにもなる『お好みボックス』を取り出した。それらを目にして、昔の男の人は両手を合わせて、ドラえもんを「稲荷大明神」のおつかいでしょうと感謝した。

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大明神」とは、神号のひとつである。明神をさらに尊んでいう称である。また、神明の下に付けてと称える。春日大明神・伏見大明神などが有名である。

稲荷」とは、五穀をつかさどる倉稲魂(うかのみたま)を祀ったものである。

 

お稲荷さん[★★]

 娘さんは「お稲荷さんのおつかいなら、キツネでしょ?」と反論したが、男の人は「なにかのつごうで、タヌキさんをつかわされたのだ」と応答している。

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お稲荷さん」とは、穀物の神をまつった社のことであるが、後世は、多く邸内(地域内)の守護神とされる、赤い鳥居のある社のことである。

 

キツネ[★★]

 娘さんは「お稲荷さんのおつかいなら、キツネでしょ?」と反論したが、おやじさんは「なにかのつごうで、タヌキさんをつかわされたのだ」と応答している。

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クーラー[]

 ひみつ道具の『お好みボックス』は洗濯機にも、「クーラー」にも、ヒーターにでも、なりうる万能機である。

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ヒーター[]

 ひみつ道具の『お好みボックス』は洗濯機にも、クーラーにも、「ヒーター」にでも、なりうる万能機である。

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どんな時代でも、みんなそれぞれせいいっぱい生きてきたのだよ[★★★]

 『タイムマシン』の出口である机から出るのび太に対し、ドラえもんは「どんな時代でも、みんなそれぞれせいいっぱい生きてきたんだよ」と力説している。

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ハツメカーで大発明 [★★★]

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ドラえもんとのび太のけんか[★★★]

 ひみつ道具に依存しすぎるのび太を注意すると、時には猛烈なけんかになることもあった。そして、机の引き出しの中で、怒り心頭に発するドラえもんは「もうめんどうみきれない。帰る!!」とわめき、のび太も「帰れ帰れ、二度とくるな!!」と怒鳴っている。まるで、夫婦喧嘩そっくりの様相を呈している。

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ハツメカー[★★]

【道具解説】 『ハツメカー』は、ドラミちゃんが出したひみつ道具で、「欲しい道具をこの機械に注文するとつくり方を教えてくれる」ものである。

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