てんとう虫コミックス短編第27巻(その15

三角ベース[★★]

 のび太が、野球は十八人いないとできないよと説明すると、ジャイアンとスネ夫のコピーは「三角ベース」ならできると反論している。

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バッティングマシン[]

 ジャイアンとスネ夫のコピーはひみつ道具の『壁紙おもちゃ屋』で「バッティングマシン」を見つけて、部屋の中でバッティングを熱心に練習している。

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かがみのない世界 [★★]

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のび太の顔(ベスト?・オブ・ドラ失言!)[★★★]

 のび太は鏡を見るたびに、自分の顔がマンガみたいなのでいやになっちゃうよと、ドラえもんに愚痴をこぼしている。

 

それに対して、ドラえもんは「気にするな。人間のねうちは顔じゃない。頭だ! 力だ!」と力説したので、のび太はさらに落ち込んでしまった。ドラえもんが「わるいこといったかな」と後悔したが、あとの祭りであった。

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女の子の似顔絵(スネ夫のマメな根回し)[★★]

 鏡のない世界において、スネ夫が女の子の似顔絵を描く時、サービス精神を十二分に発揮し、実物と似ても似つかぬ似顔絵を描いて、絶大な人気者になっている。

 

『深読みガイド』は「たとえ画力があっても、ていねいに女性の細部を観察し忠実に描いてしまっては元も子もない」とアドバイスしている。

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箱入り鏡[★★]

【道具解説】 ひみつ道具の『箱入り鏡』は、「かがみをみたことのない人間が、初めてかがみをみたらどうするか」を検証する、実験装置である。

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キツネ[★★]

 鏡のない生活をしていたスネ夫が、初めてジャイアンを鏡で見た時「ゴリラみたいな、なまいきな男の子?」と形容し、自分の顔を見た時は「ムカッ」ときて、「みるからにずるそうな、感じの悪いやつ! でも、ゴリラよりキツネだよ」と正確に形容している。

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ふたごの弟[]

 「ふたごの弟」がひみつ道具の『箱入り鏡』で自分をみたら、「十年前に家出した、ふたごの兄さんじゃないか!!」と大騒ぎになった。

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誘拐犯人[★★]

 交番で、警官とふたごの弟がひみつ道具である『箱入り鏡』を一緒にのぞいていた。ふたごの弟が「きっと、にせ警官だ。そいつが誘拐犯人です!!」と訴えると、警官も「む、どおりで人相が悪い」と応答している。

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ゆきね堂[★★]

 「ゆきね堂」はリアリティのあるお店の名前であるが、具体的にどんなお店であるかはっきりしていない。双子の弟の方がひみつ道具である『箱入り鏡』を運んでいる通りの電柱にこの広告が出ている。

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