てんとう虫コミックス短編第27巻(その8

999(スリーナイン)[★★]

 のび太が「人間図書館」と形容する出木杉に感想文の本を借りに行った。天井までギッシリ詰まった本棚の中から、『アンクルトムの小屋』、『星の王子さま』、『銀河鉄道の夜』、『十五少年漂流記』などを紹介してもらった。

 

  のび太は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を、テレビの「999(スリーナイン)」で見たことがあるので断っている。

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999(スリーナイン)」は「銀河鉄道999」のパロディ版である。

銀河鉄道999:初出『週刊少年キング』(少年画報社)197756合併号~198148号松本零士作のSFマンガ、およびそれを原作とした、テレビアニメ番組、アニメ映画。23世紀-。

 

宇宙交通網が飛躍的進歩を遂げた時代。機械伯爵に母を殺された星野鉄郎は、その復習と永遠の生命を保障する機械の身体を求めて宇宙に旅立つ。

 

同行する謎の女性メーテルとともに銀河鉄道に乗り込んだ鉄郎が、終着の大アンドロメダに至るまでに出会う多くの友や敵とのさまざまな交流を描く。全編に流れる叙情的なロマンティシズムの香りが色濃い作品である(現代漫画博物館による)

 

アンクルトムの小屋[★★]

 のび太が「人間図書館」と形容する出木杉に、感想文の本を借りに行った。天井までギッシリ詰まった本棚の中から、『アンクルトムの小屋』、『星の王子さま』、『銀河鉄道の夜』、『十五少年漂流記』などを紹介してもらった。

 

出木杉は、「アンクルトムの小屋」を「むかしのアメリカのどれい制度をするどくえぐった小説なんだ。あわれなトムのみじめな一生を…」と紹介すると、のび太は「暗い話はきらい」といって断っている。

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感想文[]

 のび太は「感想文のために本を読みたいと思って」と言いながら、実際は、出木杉にひみつ道具である『人間ブックカバー』を被ってもらいたかった。

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銀河鉄道の夜[★★]

 のび太が「人間図書館」と形容する出木杉に感想文の本を借りに行った。天井までギッシリ詰まった本棚の中から、『アンクルトムの小屋』、『星の王子さま』、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』、『十五少年漂流記』などを紹介してもらった。

[A2709905128]

 

十五少年漂流記[★★]

 のび太が「人間図書館」と形容する出木杉に感想文の本を借りに行った。天井までギッシリ詰まった本棚の中から、『アンクルトムの小屋』、『星の王子さま』、『銀河鉄道の夜』、『十五少年漂流記』などを紹介してもらった。

 

のび太は出木杉を『タイムマシン』で未来世界へ連れて行くという条件で、ひみつ道具である『人間ブックカバー』を被ってもらって、「十五少年漂流記」の紹介を快諾してもらっている。

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