てんとう虫コミックス短編第25巻(その3)
人気絶頂のタレント[★]
スネ夫は「人気絶頂のタレント」田野金平のサインを、のび太としずちゃんに見せびらかした。パパがテレビ局のお偉方とお友だちであったためにもらったサインである。
[A25030:0802]
田野金平(しずちゃん好みのアイドル)[★★★]
のび太としずちゃんはひみつ道具である『空飛ぶ道具(UFO型)』と『オールマイティパス』を使って、一年ぶりに家で休んでいる大ファンの「人気絶頂のタレント」である「田野金平」を訪問して、サインをもらっている。
[A25032:05163/235]
「田野 金平」は「田原俊彦」のパロディ版である。
全盛期の田原俊彦には飛ぶ鳥をも落とす勢いがあった。しかしながら、栄枯盛衰は世の常、戦後の芸能界における彼の盛衰はその象徴的なケースである。
空飛ぶ道具(UFO型)[★★]
【道具解説】 『空飛ぶ道具(UFO型)』は、のび太がドラえもんからこっそり借用した、『四次元ポケット』から取り出したひみつ道具である。のび太も「空飛ぶ道具といったら、これがでてきたんだもの」と困惑し、しずちゃんも「ちょっと大げさじゃない?」と驚いた代物である。
[A25031:02]
のび太のスペースシャトル [★★★]
[A25035・S12225・038106:01]
のび太の発明作品[★★]
のび太が自作した「スペースシャトル」を外で飛ばして遊んでいた。そこへ、ジャイアンとスネ夫がやって来て、かっこ悪いとはやしたてた。
さらに、ジャイアンが奪って、中に入っているゴム風船を思い切り「プ~」と吹いたので、「パカ」と破裂して粉々になってしまった。
[A25037:05056]
ロケットストロー[★★]
【道具解説】 ひみつ道具の『ロケットストロー』を「口にくわえて息をふきだすと、ロケットのガスと同じくらいの力が」出て、「いきの強さや方向をかげんして、自由に空をとべる」ことになる。
[A25038:02382]
逆噴射ロケット(のび太以外がひみつ道具を使うと?)[★★]
出木杉はひみつ道具の『ロケットストロー』を見て、本物のスペースシャトルロケットをドラえもんやのび太に作ることを提案している。
彼のロケットの青写真では、「ロケットストロー」が四つのロケット「逆噴射・姿勢制御・上昇用・前進用」に連結している。機体は紙で作ってひみつ道具の『材質変換機』で鉄にするのである。
『深読みガイド』は「社会性を尊重した案が出木杉らしい」と結んでいる。
[A25044:05185]
真空の宇宙[★★]
ひみつ道具の『ロケットストロー』で作ったスペースシャトルロケットはあまり頑丈でないので、「真空の宇宙」を飛ぶことはできない。
[A25048:1402]
宇宙探検ごっこヘルメット[★★]
【道具解説】 ひみつ道具の『宇宙探検ごっこヘルメット』を被ると、「なんでもない景色が宇宙にみえる」すぐれものである。そのため、学校の裏山が星になった。
[A25049:02329]