てんとう虫コミックス短編第24巻(その15)
モルグ・シティ[★★]
西部の「モルグ・シティ」では、二十三人目の保安官がやられて、もはや保安官のなり手のいない状態になろうとしていた。
[A24162:11]
町長[★★]
西部のモルグ・シティでは、「町長」さんの話によれば、二十三人目の保安官がやられて、もはや保安官のなり手のいない状態になろうとしていた。
[A24162:03]
ガンマン[★★]
のび太が二人の悪党を決闘で撃ち倒したが、保安官になることを嫌がるのび太に対して、町長は「きみほどのガンマンはどこにもいない」と説得している。
[A24162:03]
ドラミちゃんの助太刀[★★★]
ドラミちゃんはドラえもんから、のび太がアメリカの西部に行って、決闘を夢見ているという話を聞いて、大急ぎで追い駆けてきた。
ドラミちゃんはひみつ道具である『ドリームガン』を持って、助太刀にやってきてくれた。そして、二人で、多くのならず者をあっという間に片付けてしまった。
『深読みガイド』はドラミちゃんは「ドラとの連絡を『タイム電話』でとってるようだ」と解説している。
[A24173:05187]
ドリームガン[★★:188]
【道具解説】 『ドリームガン』は「当たると、まる一日ねむりこんでゆめをみる」ひみつ道具である。
「ドリームガン」が当たると「ピン ポロン」という音を立て、当たった人は瞬時に、「グウ…」といって眠りこむ銃である。ドラミちゃんが持って来てくれたガンであるので、「ドリームガン」にはかわいらしい花柄が描かれている。
[A24173:02276]
謎のガンマン伝説[★★★]
「モルグ・シティのならず者を、たった一人でとらえた、謎のガンマン伝説がある」と言われているが、そのガンマンは「ノビータ」と呼ばれている。
そして、「ノビータ」とは、ドラミちゃんのチューリップ型『タイムマシン』で帰る時に、ドラミちゃんから「のび太さん」こそ、そのガンマンであるという謎が明らかにされた。ドラミちゃんの「タイムマシン」は完全に密封になっており、性能もドラえもんのそれよりかなりよさそうである。
『深読みガイド』は「ネズミはチューリップが苦手という説があるが、タイムマシンがチューリップの形をしているのは兄思いの妹ならではの気づかい? いかにも女の子向けのデザインだ」という新説を紹介して、解説している。
[A24175:05011/193]
「ノビータ」は「のび太」のパロディ版である。
ションボリ、ドラえもん [★★★]
[A24176・S12193・038104:01]
中古のポンコツロボット[★★★]
セワシとドラミちゃんがひみつ道具の『タイムテレビ』で、のび太に対するドラえもんのミッションの状況をチェックしていた。「テレビ」の画面を見ると、けんかの真っ最中で、のび太は「いったな!! 中古のポンコツロボットのくせに!!」、ドラえもんは「なんだと!! ピンボケピーマンのダメ男!!」と激しく応酬し合っていた。
セワシは「おじいちゃんをもっとしっかりさせるためにいかせたのに、あんまりうまくいってないみたい」といった感想を漏らし、「ドラえもんも、あんまりできのいいロボットじゃないしね」と述懐している。そのため、ドラミちゃんの派遣を真剣に考えている。
『深読みガイド』はこのシーンは「夜だったので、ドラミはセワシの家で暮らしているのだろう」と結論付けている。
[A24177:05187/195]
「中古のポンコツロボット」は「ドラえもん」のパロディ版である。