てんとう虫コミックス短編第22巻(その3

しつけキャンディー [★★]

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スネ夫のパパのおばあちゃん[★★★]

 「スネ夫のパパのおばあちゃん」は九十三歳であり、迷信深いおばあちゃんである。おばあちゃんはうそをついたら、人間は「地獄へ落ちて、エンマさまに舌をぬかれるのじゃ。おそろしいことじゃ。ナンマンダブ」と本気に信じて、スネ夫たちに話している。

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ナンマンダブ[★★]

 スネ夫のひいおばあちゃんは、人間は「地獄へ落ちて、エンマさまに舌をぬかれるのじゃ。おそろしいことじゃ。ナンマンダブ」と本気に信じている。

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しつけキャンディー[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『しつけキャンディー』をしゃぶると、その人の言ったことが本当になる。まだ理屈の通じない幼児教育を、受けている子どもに使われる道具である。

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科学はすべてではない! 科学は人間の生活を豊かにしたが、同時に心をまずしくしたのではあるまいか!![★★★]

 スネ夫のひいおばあちゃんから、ウソをついた人間は「地獄へ落ちて、エンマさまに舌をぬかれる」という話を、全く信じないのび太に対して言った、ドラえもんの超シリアスな発言「科学がすべてではない!」である。

 

この発言はさらに「科学は人間の生活を豊かにしたが、同時に心をまずしくしたのではあるまいか!!」へと続いている。

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アメ玉[]

 スネ夫のひいおばあちゃんは、「アメ玉」のような甘いものが大好物である。

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衛星中継[]

 ドラえもんはひみつ道具である『しつけキャンディー』の効果があるかどうかを、『衛星中継』でスネ夫の家を映しながらチェックしている。

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幼児教育[]

 ひみつ道具である『しつけキャンディー』はまだ理屈の通じない「幼児教育」を、受けている子どもに使われる道具である。

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親の悪口を言うと口が曲がる[★★]

 スネ夫のパパのおばあちゃんはドラえもんからひみつ道具である『しつけキャンディー』をもらって、なめさせてもらった。

 

スネ夫がママとけんかした時、「チェツ、うるさいな。オニババ」と怒鳴ったので、おばあちゃんが「親の悪口を言うと口が曲がる」と言うと、スネ夫の口は本当に「グニュ」と曲がってしまった。

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顔面神経痛[]

 スネ夫のママは口の曲がった原因を「顔面神経痛」の結果と判断し、あとでお医者さんに見せますとおばあさんに答えている。

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三叉神経痛:三叉神経の障害による顔面の激烈な神経痛。俗称、顔面神経痛

 

絵の具(絵の素質あり!)[]

 スネ夫の口が本当に曲がってしまったので、スネ夫はかなりのショックを受けた。スネ夫はとても不愉快であったので、「芸術にうちこめばくだらない迷信を気にすることもない」と考えながら、「絵の具」を使って花を描き出した。

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