てんとう虫コミックス短編第18巻(その13)
ムギワラ帽子[★★]
『あの日あの時あのダルマ』という作品では、「お母さん。どこへいったのでしょうねと、大さわぎしたムギワラ帽子。谷へおとしたあの帽子」と変更になっている。
[A18127:05]
「お母さん。どこへいったのでしょうねと、大さわぎしたムギワラ帽子。谷へおとしたあの帽子」は「お母さん、ぼくのあの帽子どこへいったんでしょうね」の大幅に変更されたパロディ版と言える。
森村誠一原作で映画化された『人間の証明』では、「お母さん、ぼくのあの帽子どこへいったんでしょうね」というセリフが大流行した。
模型飛行機[★]
のび太はひみつ道具である『なくし物取り寄せ機』を使って、買ったばかりでジャイアンに取り上げられた、おととしなくした「模型飛行機」を取り返した。
[A18127:0702]
ゴムの歯触り[★]
のび太は哺乳瓶に冷蔵庫のミルクを入れて、「コクン コクン」と飲んでいると「ゴムの歯触り」から、幼いころの懐かしい思い出がよみがえってきた。
[A18128:2507]
哺乳びん[★★]
のび太はひみつ道具である『なくし物取り寄せ機』を使って、幼稚園のころまで使っていた懐かしくて大好きな「哺乳びん」を取り出した。
[A18128:2506]
そんなことしてるまに、もっと未来へ目をむけなくちゃ。ふりかえってばかりいないで、前を見て進まなくちゃ[★★★]
のび太は過ぎ去った日々を懐かしんでばかりいるので、ドラえもんは「そんなことしてるまに、もっと未来へ目をむけなくちゃ」と注意を促し、「ふりかえってばかりいないで、前を見て進まなくちゃ」と叱咤激励している。
[A18129:04132]
ダルマ[★★]
のび太はおばあちゃんのくれた懐かしい「ダルマ」を再び手にすることができた。
[A18130:2506]
ぼくダルマになる。やくそくするよ、おばあちゃん[★★★]
おばあちゃんは生前のび太に、「ころんでもころんでも、ひとりでおっきできる強い子になってくれると…」と言われた。すると、幼いのび太は「ぼくダルマになる。やくそくするよ、おばあちゃん」ときっぱり言い切っている。
[A18131:04031/083]
コーモンじょう[★]
[A18132・S07348・057806:01]
空き地の土管に住む怖い人(空き地の周りはコワい人だらけ)[★★]
「空き地の土管に住む怖い人」は町内の子どもたちから、毎日二十円の税金を集めていた。のび太が払えないというと、「なければおふくろのさいふからぬすんでこい!」と脅された。
さらに、ママや先生に言いつけるなと、脅すイヤなヤツであった。のび太がママの財布を持ち出すところを、ドラえもんに見つかってしまうと、のび太はその怖い人を「今まで百人ころしたといばってるおそろしいやつなんだ」と訴え出した。
[A18132:05169/234]
コーモン錠[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『コーモン錠』を飲んで、自らの名前を名乗るとすべての人が恐れ入ってしまう。
[A18134:02346]
水戸黄門[★★]
「われこそは水戸黄門であるぞ!」と名乗ると、悪い殿さまやいばっていた役人が、いっぺんに恐れ入ってしまう。
[A18135:18]