てんとう虫コミックス短編第17巻(その15

歌の力を強める機械[]

 のび太は『驚音波発振機』を、ジャイアンには「歌の力を強める機械」であると説明している。

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心の友よ![★★]

 のび太とドラえもんが新曲を是非聞きたいと頼んだので、ジャイアンはふたりの肩に手を置いて、涙を流しながら、「心の友よ!」と感動している。

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レパートリー[★★]

 ドラえもんが新曲だけではなく、ジャイアンの「レパートリー」を全部リクエストしたので、ジャイアンは「ジ・ジーン」と再度感動している。

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準備体操[]

 ジャイアンの歌を聞く前にのび太とドラえもんは耳にセンをし、「準備体操」や深呼吸をして覚悟を決めている。

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深呼吸[]

 ジャイアンの歌を聞く前に、のび太とドラえもんは耳にセンをし、準備体操や「深呼吸」によって覚悟を決めている。

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ワンマンショー(ジャイアンリサイタル全史・ジャイアン災害[★★]

 ドラえもんはひみつ道具である『驚音波発振式ネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリ退治機』の、肝心の驚音波テープをなくしてしまった。

 

ジャイアンが新曲を作っても、誰も聞いてくれないので、毎日イライラしていた。ドラえもんはジャイアンに「ワンマンショー」を開いてもらい、「この機械にかけて、音波の中でも特に有害な部分をとりだしうんと強めれば…」驚音波テープの代わりになると考えた。

 

結果は想像以上に素晴らしいものであり、のび太は調子に乗って、ネズミ、ゴキブリなどを全滅させる「のび太消毒社」を設立した。この方式で、のび太はしずちゃんの家でも、スネ夫の家でも、害虫駆除に大成功を収めた。

 

『深読みガイド』は「逆「ハーメルン笛吹き」みたいなジャイアン様」と形容している。

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心の友よ。たのみがある[★★]

 のび太消毒社が順調に営業を続けていたある日、ジャイアンが「心の友よ。たのみがある」と言いながら、自分の家のゴキブリ退治を依頼してきた。のび太は後頭部からも冷や汗を垂らしながら、ひみつ道具の前に正座していた。

 

すると、ジャイアンが「なんだ、歌の機械じゃないか。それでどうやってゴキブリをとるんだい。はやくやってみせろよ」と笑って催促し出した。

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ドラやき・映画・予約ずみ [★★]

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指定席券[]

 『スタージョーズ』は大評判の映画になり、「指定席」はひとつ月先まで売り切れという盛況さである。

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スタージョーズのすべて[★★★]

 のび太は『スタージョーズのすべて』のパンフレットを見て、この映画は面白そうだと思った。

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「スタージョーズのすべて」は「スター・ウオーズ」と「ジョーズ」の合体パロディ版である。

 

立ち見の人[]

 のび太のパパは映画『スタージョーズ』を見るためには、「立ち見の人」が廊下にまであふれているとのび太に話している。

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ガチョーン[★★]

 「ガチョーン」はハナ肇とクレージーキャッツのメンバーのひとりであった谷啓がテレビのさまざまな番組で連発し、一世を風靡した一発ギャグの典型である。

 

『ドラやき・映画・予約ずみ』という作品では、映画などの予約のカードをひみつ道具である『リザーブマシン』に入れるたびごとに、「ガチョン」という音がしている。その合計は三回である。

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