てんとう虫コミックス短編第17巻(その4

鉄腕アトム[★★★]

 のび太は『まんが製造箱』に、見本まんがとして手塚治虫の『鉄腕アトム』を入れた。

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鉄腕アトム21世紀、一人息子のトビオをなくした科学者の天馬博士は、トビオの似姿を写したロボット・アトムをつくる。が少年の姿から成長することがないことに腹を立てた博士はアトムをサーカスに売り飛ばす。

 

その後、引き取られたお茶の水博士の下で、人類の平和のためにさまざまな敵と死力を尽くして闘っていく。1951年に『アトム大使』としてスタートしたこの物語は、63年に国産初のテレビアニメ化もされ、アメリカをはじめとする海外に輸出された。

 

手塚の理想主義を体現する作品として愛され続けている。初出『少年』(光文社)19514月号~19533月号、『アトム大使』、『少年』(同)19524月号~19683月号(現代漫画博物館による)

 

カンニング特集[★★]

 雑誌企画のアンケート結果には、見つからない「カンニングの特集」を載せて欲しいというのもあった。

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少年サンデー[★★]

 雑誌企画のアンケート結果には、フロクに毎週『少年サンデー』をつけろとか、とじ込みフロクに一万円札をつけろという、厚かましいものもあった。

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「少年サンデー」の正式の名称は「週刊少年サンデー」である。

 

ヌード・グラビア[★★]

 雑誌企画のアンケート結果には、「ヌード・グラビア」という大人顔負けの過激な要望も混じっていた。

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ピンクレディー[★★★]

 雑誌企画のアンケート結果には、当時人気絶頂の「ピンクレディー」百の秘密を要望するものもあった。

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大むかし漂流記 [★★]

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四次元ポケットの大掃除[★★]

 ドラえもんは時々、『四次元ポケット』の大掃除をし、時には、持っているひみつ道具の半分近くを修理屋さんに出していることもある。

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タイムベルト[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『タイムベルト』は、時間だけ変わって場所を別の所へ移すことはできない。

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海水浴[]

 大昔の魚や貝は本来陸に棲息していたが、暑い夏の日に、「海水浴」のようなものに出掛け、あまりにも気持ちがいいのでそのまま海に住んだという説をのび太は唱えた。

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貝の化石[]

 のび太は学校の裏の崖で魚と「貝の化石」を見つけた。その場所は海岸から、数十キロも陸に入ったところにある。

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世界的ノーベル賞的大発見[★★]

 のび太は手に三個の貝を持って、「世界的ノーベル賞的大発見」と叫びながら家に帰ってきた。のび太が貝を見つけた場所は、海岸から何十キロも離れた場所であった。

 

大昔の魚や貝は本来陸に棲息していたが、暑い夏の日に、海水浴のようなものに出掛け、あまりにも気持ちがいいので、そのまま海に住んだという説である。

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関東地方[★★]

 ドラえもんはのび太の「世界的ノーベル賞的大発見」に対して、「ウヒャ ヒャ ヒャ ヒャ。ヒイ ヒイ」と大笑いしたあと、一億年前、日本は大陸と陸続きで、「関東地方」の大部分は海の底であったと説明し出した。

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