てんとう虫コミックス短編第17巻(その3)
手塚 治虫[★★★]
アンケートの集計の結果、好きなまんが家は「手塚治虫」、鳥山明、松本零士、ちばてつやなどであった。
[A17032:0902]
手塚治虫:1928年、大阪府に生まれる。46年、「マアチャンの日記帳」でデビュー。翌年、酒井七馬と組んだ「新寶島」がベストセラーとなる。現在のストーリーマンガの基礎を築くとともに、51年から連載開始した「鉄腕アトム」ほか、膨大な数の作品を発表し続け、「マンガの神様」と称される。
1962年、虫プロダクションを設立し、翌年「鉄腕アトム」をアニメ化するや、爆発的な人気を博し、今日のアニメブームの先駆けとなった。67年に自ら創刊した『COM』二「火の鳥」を連載し、70年、第1回講談社出版文化賞を受賞、「ブラック・ジャック」(75年、第4回日本漫画家協会賞)「三つ目がとおる」で77年、第1回講談社漫画賞を受賞。
「漫画生物学」「びいこちゃん」で、58年、第3回小学館漫画賞、「陽だまりの樹」で84年、第29回同賞を受賞。「動物つれづれ草」「ブッダ」で75年、第21回文芸春秋漫画賞を受賞。そのほかに「アドルフに告ぐ」で86年、第10回講談社漫画賞を受賞するなど、受賞歴多数。89年没(現代漫画博物館別冊・資料編による)
松本 零士[★★★]
アンケートの集計の結果、好きなまんが家は手塚治虫、鳥山明、「松本零士」、ちばてつやなどであった。
[A17032:0902]
松本 零士:1938年、福岡県に生まれる。53年、15歳の時に『漫画少年』で「蜜蜂の冒険」が同誌第1回新人王になる。高校卒業後も九州在住のまま少女誌に、”松本あきら”名義で「銀の谷のマリア」などを発表。
56年上京、その後、少女漫画から少年・青年漫画に移行。「四次元世界」や「男おいどん」(72年、第3回講談社出版文化賞)で人気を獲得。78年、第23回小学館漫画賞を受賞した「銀河鉄道999」、「戦場まんがシリーズ」のほか、SF、戦記、ギャグ漫画など幅広い作風で活躍。
「宇宙戦艦ヤマト」、「キャプテンハーロック」など、テレビ、劇場アニメの人気作品も多数。2001年、紫綬褒章を受賞(現代漫画博物館別冊・資料編による)
SFまんが[★★]
のび太は『まんが製造箱』に手塚治虫の『鉄腕アトム』を入れた。すると、この箱は手塚治虫になったので、のび太は「SFまんが」、迫力ある宇宙冒険物、笑いや涙を盛り込んだ二百五十頁の読み切りまんが『スペースシンドバッド』を完成することができた。
[A17033:0902]
宇宙冒険物[★]
のび太は『まんが製造箱』に手塚治虫の『鉄腕アトム』を入れた。すると、この箱は手塚治虫になったので、のび太はSFまんが、迫力ある「宇宙冒険物」、笑いや涙を盛り込んだ二百五十頁の読み切りまんが、『スペースシンドバッド』を完成することができた。
[A17033:11]
原稿料[★]
『まんが製造箱』が手塚治虫の作風を自分のものにしたので、のび太はその作風を集大成した、『スペースシンドバッド』を完成することができた。しかも、原稿料は無料で。
[A17033:0804]
スペースシンドバット[★★]
『まんが製造箱』が手塚治虫の作風を自分のものにしたので、のび太はSFまんがで迫力ある宇宙冒険物で、しかも、笑いや涙を盛り込んだ、二百五十頁の読み切りまんが『スペースシンドバッド』を完成することができた。
[A17033:0902]
「スペースシンドバット」は「シンドバット」のパロディ版である。