てんとう虫コミックス短編第16巻(その10

北極[★★]

 『観光ビジョン』を使うと、「北極」みたいな遠いところからうちの庭みたいに近いところまで、自由自在に映し出すことができる。

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真夏のジャイアンとしずちゃん[★★★]

 ジャイアンは真夏、アイスクリームを食べ終わった後、パンツ一枚で、でべそを出して昼寝している。一方、しずちゃんは下着一枚になって、仰向けに寝ながら、汗を垂らしてアイスキャンディーを食べている。

 

しずちゃんも他人の視線がないととても開放的になっている。さすがに、真夏の暑さに二人ともグロッキー気味である。

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天神様[★★]

 のび太が「ど、こ、に、し、よ、う、か、な、天神さまのいうとおり」とでたらめに、『観光ビジョン』をいじくるとサハラ砂漠であった。

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最後の手段で担任の先生登場[★★★]

 どんなに勉強できる環境にしても、のび太は勉強に身が入らないので、「最後の手段」として、ドラえもんは担任の先生を、のび太の勉強部屋にひみつ道具の『観光ビジョン』で登場させている。

 

先生は和室で、すだれを垂らし、風鈴の音を聞きながら、上半身下着一枚で、ビールを手酌で飲んでいる。座布団に座り、前にビールのおつまみを置いて、厳しい顔で。

 

『深読みガイド』では、先生は「アパートから一軒家に引越した」と解説している。

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雲ざいくで遊ぼう[]

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玄関上のトタン屋根[★★]

 のび太は部屋の前にあり、玄関の上にあるトタンの屋根に座り、雲に向かって、「太陽が隠れるのでどいてくれっ」と叫んでいる。

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雲を動かす機械[]

  のび太は夏休みの終わりの日焼け大会に出るため、屋根の上でからだを焼いていた。雲が太陽を隠してしまうので、ドラえもんに「雲を動かす機械」を出して欲しいと頼んでいた。これはひみつ道具ではない。

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日焼け大会[]

  のび太は夏休みの終わりの「日焼け大会」に出るため、屋根の上でからだを焼いていた。

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雲コントローラー[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『雲コントローラー』は、空にある雲とそっくりなものを作り出してくれる。その雲が日陰を作っている場合、雲べラで移動させることができる。また、ピンセットとヘラで雲をいじくると、空の雲もそのようになる。

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キリン(しずちゃんの周りの女の子たち)[★★]

 のび太はひみつ道具である『雲コントローラー』と「雲ベラ」を使って、空の雲を自由に動かしている。さらに、「ピンセットとヘラ」を使って、空の雲を「キリン」や「ブドウ」に変えている。

 

しずちゃんたちがびっくりしているので、驚かすために犬を作ると猫と言われてしまった。のび太は「しつれいな! じゃ、こんどはこわあいものをつくってやるぞ!」と言いながら、とぐろを巻いた蛇を作った。すると、しずちゃんたちから、「あら! うんち!」と言われてしまった。

 

『深読みガイド』では、「あら! うんち!」といったのはしずちゃんなのか、もう一人の女の子なのかといった疑問を提出している。

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