てんとう虫コミックス短編第16巻(その8)
ペンチ[★★]
のび太は上から落ちてきた「ペンチ」に、飛んできたボールが「ガチーン」と当たって難を逃れることができた。
[A16115:2506]
たんこぶ[★]
のび太は小さい男の子にバットで、頭を思いっきり「パカ」と殴ってもらったが、「たんこぶ」どころか傷さえできなかった。そのバットはビニール製であったからである。
[A16116:26]
見えない鎧(知恵で勝て!)[★★]
普段弱虫であるのび太が自信満々、ジャイアンに「さあ、どこからでもかかってこい」と闘いを挑んできた。スネ夫のアドバイスにより、うしろにドラえもんが控えて何かをしていると判断して、ジャイアンは先に珍しく謝っている。
ジャイアンに見えない鎧をかして、のび太はバカには効かないと言いながら、バットでジャイアンの頭を「ボカ ボカ」と殴っている。
[A16117:05081]
シンガーソングライター[★★★]
[A16119・S08194・037709:01]
ジャイアンのリサイタル(生活への影響、大!!・ジャイアンリサイタル全史)[★★★]
ジャイアンのリサイタルが近づくと、町内の子どもたちの動きがなんだか慌ただしくなる。のび太は「台風の前に、鳥やけものがにげだすようすを思いださせるなあ」と形容している。
[A16119:05037/037]
芸術家[★]
ジャイアンは石に座って、「この芸術家のなやみを、みぬいてくれたのは…」と泣きながら、のび太に訴えた。つまり、曲が作れないので、「おれには才能がないんだ。このバカ バカ バカ!」と両手で、自分の頭をたたいていた。
[A16120:03]
作詞作曲[★]
ジャイアンはシンガーソングライターを目指していたが、「作詞」はともかく「作曲」がなかなかできないとこぼしていた。
[A16120:1002]
メロディーお玉[★★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『メロディーお玉』のマイクで詞を吹き込むと、お玉が五線上に並んで曲を作ってくれる。五線上のお玉を『タイムふろしき』で育てるとカエルになる。スイッチを入れると、育ったカエルが「ギャ ギュ ギョ ギョ ギョ」と美しい曲を奏でてくれる。
[A16121:02194]
世界的な大歌手[★★★]
ドラえもんはひみつ道具の『メロディーお玉』を使って、ジャイアンの夢であるシンガーソングライターになる手助けをしている。曲ができあがったけれども、ジャイアンは楽譜を読めないので、『メロディお玉』をひみつ道具の『タイムふろしき』で包んで、「お玉」をカエルに育てて、曲を歌えるようにしている。
ジャイアン作詞の歌に曲が付けられると美しい名曲になり、ジャイアンは次から次へと曲を作って、「世界的な大歌手」なるんだと大感激である。そして、ドラえもんの手を握って、「おれの心の友だ、親友だ!」と告げている。歌の夢が一つでも実現すると、感激もひとしおで、ジャイアンはとても純粋ないい奴になる。
[A16124:03]
ありがとよ! おまえたちは、おれの心の友だ、親友だ![★★★]
ジャイアン作詞に、『メロディーお玉』で曲が付けられると、美しい名曲になり、ジャイアンは次から次へと曲を作って、「世界的な大歌手」なるんだと大感激である。
そして、ドラえもんやのび太の手を握って、「ありがとよ! おまえたちは、おれの心の友だ、親友だ!」と告げている。
[A16124:04078;05033]
新曲発表会[★]
ジャイアンは百曲も披露する「新曲発表会」で、客がいなくてとても困っていた。
[A16125:1002]
おう、親友よ、心の友よ。いいところであった[★★★]
ドラえもんとのび太が往来を歩いていたら、ジャイアンに「おう、親友よ、心の友よ。いいところであった」と言われた。ふたりが「きげんがいいよ」とホッとしていると、観客ゼロのリサイタル会場に強引に連れて行かれた。
[A16125:04081]