てんとう虫コミックス短編第15巻(その11)
騒音公害をカンヅメにしちゃえ[★★]
[A15154・S05352・057606:01]
ステレオ[★★]
「ジャン ジャカ ジャン ジャカ」と隣の「ステレオ」が超うるさかったので、のび太がドラえもんに話しかけても何も聞こえなかった。
[A15155:2504]
吸音機[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『吸音機』は、外からの音を吸い込んで缶に詰めることができる。
[A15155:02098]
ステレオに凝った音楽マニア[★★]
野比家に向かって左隣の家には、「ステレオに凝った音楽マニア」が住んでいた。あまりにもうるさくて、ドラえもんはのび太のいっていることが聞き取れず、日曜日に昼寝をしているパパにとっても、十分に眠ることができなかった。
[A15158:05154/234]
道路工事[★]
「ゴゴゴゴ ガツン ガツン ダダダダ」と「道路工事」の音はすごくて、日曜日でものび太のパパは全く昼寝をすることができなかった。
[A15159:2304]
an man[★★]
ある書店の店頭には、『an man』という雑誌の宣伝の用紙が貼られていた。
[A15160:06]
「an man」は「アンアン(anan)」のパロディ版である。
週刊少年マンデー[★★]
のび太は『吸音機』で小遣いを稼いだので、大好きな『週刊少年マンデー』を買うことができた。
[A15160:06]
「週刊少年マンデー」は「週刊少年サンデー」のパロディ版である。
マンガ文庫[★]
書店の店頭では、「マンガ文庫 増刷出来!!」といった宣伝が展開されていた。
[A15160:0902]
ポータブル国会[★★★]
[A15162・S04564・067701:01]
北海道のおばさん[★★★]
今年のお年玉袋を前にして、のび太は集まりが悪いと、ドラえもんも不景気なんだねと愚痴をこぼしていた。最後の頼みの綱は、いつもたくさんお年玉をくれる「北海道のおばさん」であった。
しかし、汽車の運賃が値上げになったため、今年はいけないという電話が野比家にかかってきた。二人は「ガアン」と、とても大きなショックを受けた。なお、ドラえもんは親類からも、お年玉の対象となる野比家の一員とみなされている。
[A15163:05180]
国会の値上げ法案[★]
お正月にたくさんのお年玉をくれる北海道のおばさんが、「国会の値上げ法案」によって、汽車の運賃が上がったため、今年は東京に行けないという電話を野比家にしてきた。
[A15164:1403]
ポータブル国会[★★★]
【道具解説】 法案を書いて法案袋に入れ、さらに、ひみつ道具である『ポータブル国会』にその袋を入れると、日本中がその法案を守ることになる。あまりにむちゃな要求をすると、自動的に壊れる装置が付いている。
[A15164:02296]
掃除大臣[★★]
ママから庭の掃除をするように言われたので、のび太は「掃除大臣」になったような気がした。それで、「子どもにしごとをさせてはならない法案」を『ポータブル国会』で通過させた。
[A15166:03]
総理大臣[★★]
『ポータブル国会』で、法案が次から次へと通ったので、のび太は「総理大臣」になったような気がした。
[A15166:03]