てんとう虫コミックス短編第15巻(その7

材木置き場[★★★]

 「材木置き場」の原風景は、藤子先生が富山県高岡市で小学一年生から中学一年生まで住まわれた住まい(現存)から、数軒離れたところにあった製材所の材木を保管して置いた場所である。

 

現在見ると想像よりもはるかに狭い場所である。藤子先生の小さいころの子どもたちの遊び場所であり、ドラえもんマンガには数回登場する場所である。

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わんぱくでもいい[★★★]

 ドラえもん作品では、のび太の最も大好きなおばあちゃんが「わんぱくでもいいたくましくそだっておくれ」といったフレーズに、のび太の将来の成長を託している。

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わんぱくでもいい:子育ての世界で、戦後最も人気を博したテレビコマーシャルの一節である。「わんぱくでもいい、たくましくそだって欲しい」というフレーズは世の親のわが息子に対する、ひとつの理想像を高々と謳った表現であった。

 

天才教育研究会の者[★★]

 四歳ののび太が自分の名前を漢字で書くことができるので、「天才教育研究会の者」が野比家にやってきて、のび太をいろんな角度から詳しく調べている。

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バナナ[★★]

 天才教育研究会の者が「リンゴが三つ、バナナが三本ありました。あわせていくつ?」といった問題に、四歳ののび太は「六つ」と即答している。

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小学二年生程度の能力[★★★]

 小学四年生ののび太はひみつ道具の『人生やり直し機』で四歳に戻った。このひみつ道具は幼くなっても、頭やからだの力は今のままであるというものである。四歳に戻ると、漢字を書き、簡単な計算もできるので、周りの人たちから天才だと言われるようになった。

 

「天才教育研究会」の人も関心を持ち、のび太を詳しく調べることになった。検査の結果、小学二年生程度の能力と診断されたので、のび太は「カクン」ときてしまった。

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大学者[]

 天才と噂の立ったのび太に対して、パパは「東大どころか、きっと大学者になるよ」と、ママ以上に舞い上がっていた。

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体力[★★]

 四歳ののび太は「体力」も知能も小学生なみで、小学二年程度と診断された。実際ののび太は「小学四年生なのに」とショックを隠しきれない様子であった。

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知能[]

 四歳ののび太は体力も「知能」も小学生なみで、小学二年程度と診断されたが、実際ののび太は「小学四年生なのに」と、ショックを隠しきれない様子であった。

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東大[★★]

 天才と噂の立ったのび太に対して、ママは「このぶんなら、まちがいなく「東大」に入るわ」と、すっかり有頂天になっていた。

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