てんとう虫コミックス短編第13巻(その13)
風神さわぎ[★★]
[A13152・S06272・047609:01]
クーラー[★]
「クーラー」の電気料金があまりにも高すぎたので、九月の暑い日にクーラーは野比家では切られていた。
[A13152:2504]
電気料金[★]
クーラーの「電気料金」があまりにも高すぎたので、九月の暑い日にクーラーは野比家では切られていた。
[A13152:2305]
強力うちわ「風神」[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『強力うちわ「風神」』は大きな空気抵抗を利用し、かすかに動かすだけでうちわと同じ風を出すことができる。
[A13153:02239]
新スポーツを考案![★★]
のび太はひみつ道具である『強力うちわ「風神」』を使って、「バタバタヒラヒラ」と名付けるニュースポーツを考案している。
『深読みガイド』では、「使用法を限定しない柔軟な発想力が生み出した新発明」であると解説している。
ドラえもんによれば、この「スポーツの発明者」として、のび太は歴史に名を残すだろう絶賛している。さらに、のび太は「バタバタヒラヒラ連盟」の「理事長」になり、やがては、このスポーツは「オリンピックの正式種目」になるだろうと、ますます二人の夢がふくらんでいる。
[A13156:05013]
ハンググライダー[★★]
『強力うちわ「風神」』をうまく使えば、ドラえもんは「ハンググライダー」よりも、もっとすごい流行スポーツになると確信していた。
[A13156:0703]
「ハングライダー」とは、金属製の枠に布を張った三角形の大形凧のことである。これを使って滑空するスポーツであり、ハンググライダーの略称である。
流行スポーツ[★]
『強力うちわ「風神」』をうまく使えば、ドラえもんはハンググライダーよりも、もっとすごい「流行スポーツ」になると確信していた。
[A13156:0701]
トンビ(スポーツ万能!)[★★]
しずちゃんがバタバタヒラヒラを習い出すと、たちまちのうちに「上昇気流」をうまく使って、「トンビ」のように巧みに空を飛ぶことができるようになった。しずちゃんは羽ばたきもしないで、上空に舞い上がっている。
[A13158:05029]
立体コピー[★★]
[A13160・S07053・027509:01]
立体コピー紙[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『立体コピー紙』の上に、人が寝るとそのコピーを作り、しばらくすると、コピーがふくらんで立体的な人になる。
[A13161:02313]
水まき[★]
しずちゃんが『立体コピー紙』で自分のコピーを作り、ママにお庭の「水まき」を頼まれたので、自分の立体コピーを窓から放り投げた。ママは「キャア」と叫んで危うく失神しそうになった。
[A13164:2507]
空中ドライブ[★]
『立体コピー紙』で自動車をコピーすると、走らないけど形だけそっくりの自動車を作ることができる。紙でできているのでとても軽く、「空中ドライブ」を楽しむことができる。
[A13166:11]
ハロー宇宙人 [★★★]
[A13169・S20185・097608:01]
滑川くん[★★★]
てんとう虫コミックスの初版本の『ハロー宇宙人』で、UFOマニアの円番さんからスネ夫は「滑川(なめかわ)くんか」と呼ばれている。
筆者は藤子先生の生誕の地高岡市のすぐ近くに「滑川市」があるので、スネ夫の苗字はそれに由来するのではないかと推測した。
しかしながら、初出誌である『週刊少年サンデー増刊』1976年8月10日号の「ハロー宇宙人」では、「骨川くんか」と書かれ、単なる校正ミスであると判明したので、上記の説が成り立たないことが分かった。
なお、「骨川」という苗字は『小学四年生』1970年4月号にすでに登場していた。
[A13170:03]