てんとう虫コミックス短編第13巻(その13

風神さわぎ[★★]

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クーラー[]

 「クーラー」の電気料金があまりにも高すぎたので、九月の暑い日にクーラーは野比家では切られていた。

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電気料金[]

 クーラーの「電気料金」があまりにも高すぎたので、九月の暑い日にクーラーは野比家では切られていた。

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強力うちわ「風神」[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『強力うちわ「風神」』は大きな空気抵抗を利用し、かすかに動かすだけでうちわと同じ風を出すことができる。

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新スポーツを考案![★★]

 のび太はひみつ道具である『強力うちわ「風神」』を使って、「バタバタヒラヒラ」と名付けるニュースポーツを考案している。

 

『深読みガイド』では、「使用法を限定しない柔軟な発想力が生み出した新発明」であると解説している。

 

ドラえもんによれば、この「スポーツの発明者」として、のび太は歴史に名を残すだろう絶賛している。さらに、のび太は「バタバタヒラヒラ連盟」の「理事長」になり、やがては、このスポーツは「オリンピックの正式種目」になるだろうと、ますます二人の夢がふくらんでいる。

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ハンググライダー[★★]

 『強力うちわ「風神」』をうまく使えば、ドラえもんは「ハンググライダー」よりも、もっとすごい流行スポーツになると確信していた。

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ハングライダー」とは、金属製の枠に布を張った三角形の大形凧のことである。これを使って滑空するスポーツであり、ハンググライダーの略称である。

 

流行スポーツ[]

 『強力うちわ「風神」』をうまく使えば、ドラえもんはハンググライダーよりも、もっとすごい「流行スポーツ」になると確信していた。

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トンビ(スポーツ万能!)[★★]

 しずちゃんがバタバタヒラヒラを習い出すと、たちまちのうちに「上昇気流」をうまく使って、「トンビ」のように巧みに空を飛ぶことができるようになった。しずちゃんは羽ばたきもしないで、上空に舞い上がっている。

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立体コピー[★★]

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立体コピー紙[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『立体コピー紙』の上に、人が寝るとそのコピーを作り、しばらくすると、コピーがふくらんで立体的な人になる。

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水まき[]

 しずちゃんが『立体コピー紙』で自分のコピーを作り、ママにお庭の「水まき」を頼まれたので、自分の立体コピーを窓から放り投げた。ママは「キャア」と叫んで危うく失神しそうになった。

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空中ドライブ[]

 『立体コピー紙』で自動車をコピーすると、走らないけど形だけそっくりの自動車を作ることができる。紙でできているのでとても軽く、「空中ドライブ」を楽しむことができる。

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ハロー宇宙人 [★★★]

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滑川くん[★★★]

 てんとう虫コミックスの初版本の『ハロー宇宙人』で、UFOマニアの円番さんからスネ夫は「滑川(なめかわ)くんか」と呼ばれている。

 

筆者は藤子先生の生誕の地高岡市のすぐ近くに「滑川市」があるので、スネ夫の苗字はそれに由来するのではないかと推測した。

 

しかしながら、初出誌である『週刊少年サンデー増刊』1976810日号の「ハロー宇宙人」では、「骨川くんか」と書かれ、単なる校正ミスであると判明したので、上記の説が成り立たないことが分かった。

 

なお、「骨川」という苗字は『小学四年生』19704月号にすでに登場していた。

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