てんとう虫コミックス短編第13巻(その11

瞬間リターンメダル[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『瞬間リターンメダル』は、ABという二つが組み合わされた磁石であり、Aを身につけ、Bのメダルをある場所に置く。Aのボタンを押すと、瞬間的にBと合体することができる。

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デッドボール[★★]

 のび太は「ポコ」とボールを頭に当てられ、「デッドボール」で一塁にでることができた。

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袋だたき[★★]

 のび太はジャイアンのヒットで、ホーム寸前に転び、はずみで『瞬間リターンメダル』のボタンを押して、ジャイアンとダブルプレイになってしまった。またもみんなの「袋だたき」になってしまった。

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マンガ[]

 「マンガ」を読んでいたドラえもんものび太の凡プレーに、「もうしらん」とさじを投げてしまった。

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悪魔のパスポート [★★★]

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ベルデカ[★★]

 『ベルデカ』というものすごい人気のマンガは、二・三日で売り切れてしまうので、のび太はママに三日早く、小遣いの一部をくださいと頼んだが断られてしまった。

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「ベルデカ」は「ベルサイユのばら」と「がきデカ」の合体パロディ版である。

 

ベルサイユのばら:初出『週刊マーガレット』(集英社)197221号~197352号池田理代子作。伯爵家の末娘に生まれながら「男」として育てられたオスカルは、近衛連隊長としてマリー・アントワネットに仕える。

 

貴族フェルゼンへの想いに破れ、幼なじみアンドレとの間に真の愛を見出すオスカルだが、王制と民衆の対立は彼らを激動の渦に巻き込んでいく…。「男装の麗人」という秀逸な造形と、史実を見事に織り交ぜた歴史ロマン。

 

女であることも貴族であることもこえ、フランス革命に美しく散るオスカルの姿は、日本中の女性を熱狂させた。1974年の宝塚歌劇団による舞台化も空前のヒットを記録(現代漫画博物館による)

 

がきデカ:初出『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)197444号~198052号山上たつひこ作。下ぶくれな顔をした、二頭身の自称少年警察官「こまわり君」が「死刑!」、「八丈島のキョン!」など、意味不明なポーズ付きギャグを連発し、周囲を混乱と不条理のどん底に陥れるギャグ漫画。

 

コケる、ドツくなど、”吉本新喜劇”的な要素もあり、劇画調のタッチで描かれた初の少年向け本格ギャグ漫画と評され、後のギャグ漫画に多大な影響を残した。

 

しかし、過激な下ネタが頻出するため、全国のPTAからはやり玉に挙げられ物議を醸した。現在も色褪せない魅力を持つ作品である(現代漫画博物館による)

 

世界一の悪者[★★]

 ママから小遣いは断られ、その上、厳しく叱られたので、のび太は「そんなにいうなら、ほんとに悪者になってやる。世界一の悪者になるぞ!」と、心に誓った。

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悪魔のパスポート[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『悪魔のパスポート』とは、それを見せれば、どんな悪いことをしてもいいというパスポートである。

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世界征服[]

 のび太は『悪魔のパスポート』を使えば、「世界征服」を企てることもできると考えた。

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