てんとう虫コミックス短編第12巻(その3

きれいな花は、きれいな人にこそふさわしい(スネ夫のマメな根回し)[★★★]

 スネ夫は近所のバラを盗んで、しずちゃんに「きれいな花は、きれいな人にこそふさわしい」と気障なセリフを吐きながら、そのバラをプレゼントしている。しかしながら、心の底では宿題を見せてもらうための投資である。

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おばさんて、会うたびに若くなられますね[★★]

 スネ夫は往来でのび太のママに会うと、「おばさんて、会うたびに若くなられますね」といったお世辞を「シャア シャア」としゃべっている。

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塾三つ(塾に通っている)[★★★:38]

 スネ夫はのび太のママに、「すっかり宿題を終えて? 夕方までに塾三つもまわるの?」と思われるよう、巧みに洗脳している。

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いつも人のためにつくせと教えてありますわ[★★]

 ジャイアンがひとりで黙々とドブ掃除をしていた。スネ夫は大人たちの姿を目にして、急にジャイアンとドブ掃除を交代している。その姿をスネ夫のママの友だちから誉められると、「いつも人のためにつくせと教えてありますわ」とスネ夫のママは答えている。

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おべっか(塾に通っている) [★★:38]

 のび太は、スネ夫が塾に行くと言いながらさぼっていることをよく知っていた。そして、先生に「おべっか」を使っているから、しかられないのだとママに話した。すると、ママから「お友だちのことそんなふうにいうもんじゃありません。あなたの人がらがうたがわれるわよ」とまで言われてしまった。

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足が器用[★★★:11]

 のび太のママはスネ夫の巧みな話術や外面の良さにすっかり幻惑されてしまった。そして、家で足を使ってケン玉をしているのび太に対して、「ママははずかしい思いをしましたよ。あなたもスネ夫さんを見習いなさい」と説教している。

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スネ夫の爪のあかを煎じて飲め[★★★]

 ジャイアンから「どう? おれの新曲だ」と聞かれたが、のび太はスネ夫のことで、頭が一杯であったので、「そんなことより、スネ夫をしらないか」といってしまった。

 

「ボカ ボカ」殴られてノックダウンした後に、ジャイアンから「スネ夫の爪のあかを煎じて飲め」と言われてしまった。

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デリケートな心の持ち主[★★★]

 のび太が「スネ夫のばかやろうをしらない?」と尋ねると、しずちゃんは「スネ夫さんはとってもやさしくて、デリケートな心の持ち主よ」と弁護している。

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ウラオモテックス[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『ウラオモテックス』を貼ると、「うらでこそこそやっていたことを大っぴらにやる」ことになる。

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おう、心の友よ。新曲を聞いてくれ[★★]

ジャイアンがスネ夫に、「おう、心の友よ。新曲を聞いてくれ」と頼むと、『ウラオモテックス』を貼られたスネ夫は、「うんざりだなあ。ばかのごきげんをとるのもらくじゃないや」と答え、「ギャ~」という悲鳴を上げている。

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わすれ鳥[]

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わすれんぼ[★★:90]

 のび太のパパはママから、大事な手紙ですからきっとポストに入れてくださいねと、何度も言われた。最後に、「こないだみたいに、ひと月もポケットに入れっぱなしなんて、いやですよ」と念を押された。

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忘れ鳥[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『忘れ鳥』を身に付けていると、何か忘れた時は必ず教えてくれる。

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