てんとう虫コミックス短編第11巻(その17)
ドラえもんセワシの家へ[★★★]
ドラえもんはセワシの家へ2115年1月9日にやってきている。
『深読みガイド』は「ドラえもんは誕生から2年4か月もの間、ドラえもんは売れ残りだったのだ。現代のパソコンの例を出すまでもなく、電化製品の進歩は目覚ましい。
2年遅れの型落ちとなれば、最新型に比べてかなりスペック的にも見劣りするのは間違いないはずだ。果たしてドラえもんは、本人が主張するように高級ロボットだといえるのだろうか?」といった問題を提起している。
[A11176:05022]
がらくたばこ 特売品[★★★]
ドラえもんは野比家に来る前、できが悪くて「がらくた箱」で特売品として、売られていたことを証明する写真を残している。
[A11177:05022]
耳をかじられネズミが大嫌いに[★★★]
ドラえもんは2122年8月30日から9月2日の間に、「工作用ロボット」であるネズミに昼寝中、両耳をかじられた。耳のない、頭テカテカのドラえもんになってしまった。
それが切掛けで、ドラえもんはネズミが大嫌いになった。なお、耳をかじられた時、雲のソファに座って寝ていたが、その傍らのおやつ用の台の上には、ドラ焼きが四個のっていた。
[A11177:05018]
ノラミャーコ[★★★]
ドラえもんには、「ノラミャーコ」というガールフレンドがいて、ドラえもんのおもいでのアルバムには四枚一緒に写って登場している。その一枚は、耳をかじられて入院見舞いに来てくれた写真、もう一枚は退院して耳のないドラえもんを見て、ノラミャーコが大笑いしている写真である。
あと二枚はハイキングでの写真と「わたし、スマートな人が好きよ」と言われて、ドラえもんが茫然としている写真である。なお、ドラえもんはノラミャーコより背が低いので、写真撮影のときは木の株の上に立って写っている。
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ドラ焼きに夢中[★★★]
セワシのママが三時のおやつにドラ焼きを持ってきてくれると、ドラえもんはつい夢中になって、今まで背中におんぶしていたセワシのことを忘れ、背中からセワシを落とし、しかも全く気づかないで、ママのところに駆けつけている。
[A11177:05064]
サイボーグセット[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『サイボーグセット』を使うと、「アクセサリーをかえてさまざまに変身できる」ことができる。初出誌では『変身サイボーグ』と命名されている。
[A11179:02]
ラジコン相撲[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『ラジコン相撲』を使うと、土俵上でお相撲さんを闘わせて遊ぶことができる。初出誌では『リモコンずもう』と命名されている。
[A11179:02]
食用浮き輪[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『食用浮き輪』を食べると、「おなかの中でふくれて」自然と水に浮くことができるようになる。初出誌では『食用うきぶくろ』と命名されている。
[A11180:02350]
スイカストロー[★]
【道具解説】 ひみつ道具である『スイカストロー』を使うと、スイカの「中みだけすいとることのできる」ようになる。
[A11180:02261]
水中花火[★]
【道具解説】 ひみつ道具である『水中花火』は水の中でも、楽しめる安全な花火である。
[A11180:02032]