てんとう虫コミックス短編第10巻(その4

藤子・F・不二雄[★★★]

 「藤子・F・不二雄」と「安孫子素雄」が新しいひみつ道具の働きを、珍しくマンガのコマの中で説明している、なぜならば、そのひみつ道具を使ったのび太に、全く想像できない現象が次から次へと起こったためである。

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藤子・F・不二雄:本名・藤本弘。1933年、富山県に生まれる。小学校5年生の時に出会った同級生・安孫子素雄とコンビを組み、51年、「天使の玉ちゃん」(『毎日小学生新聞』)でデビュー。54年に二人で上京し、”藤子不二雄”の合作名で執筆活動を続け、「オバケのQ太郎」など数々の名作を生みだす。

 

1987年にコンビを解消し、藤子・F・不二雄として、活動を続ける。1963年、第8回小学館漫画賞を受賞した「すすめロボケット」、「手ぶくろてっちゃん」、1982年、第27回同賞、1973年、第2回日本漫画協会賞、1994年、第23回同賞、1997年、第1回手塚治虫文化賞を受賞した。

 

「ドラえもん」のほか、「パーマン」、「エスパー麻美」、「ウメ星デンカ」、「21エモン」、「キテレツ大百科」など作品多数。96年没(現代漫画博物館別冊・資料編による)

 

不吉な予感[★★]

 『見えなくなる目薬』を目にさすと、周りの人が見えなくなるひみつ道具で、さした本人が透明になる目薬ではない。しかし、のび太はたぶんそのことを知らなかったので、ドラえもんには「不吉な予感」がした。

 

『タイムマシン』で行ってみると、布団に横たわって、のび太は「へんなかぜだなあ。からだじゅうがいたくなるなんて」とうなっていた。ジャイアンに「ボカ スカ」殴られたことに全然気付いていないため。

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いつでも日記[★★]

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あさおきてひるねしてよるねた[★★★]

 のび太の一月二日の日記の全文は「あさおきてひるねしてよるねた」である。

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いつでも日記[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『いつでも日記』は、「わすれてからでも、いつでもつけられる」 ドラえもんは「いつでも日記」を取り出したが、未来のことまで書けるとは知らなかった。

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三日ぼうずはいちばんわるい。四日からあとも、つけなさい[★★]

 のび太の日記は一月三日で終わっているので、ドラえもんは「三日ぼうずはいちばんわるい」と説教している。

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ベロちゃん[]

 ママのお客様の飼っているイヌである「ペロちゃん」に、のび太は足を「ガブリ」とかまれている。

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スキー[★★]

 のび太は物置にあった「スキー」を二階へこっそり隠そうとした時、階段から滑り落ちてケガをしている。

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百年後のフロク[★★★]

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宇宙動物パーク(未来人のライフスタイルガイド)[]

 『未来の小学四年生21152月号』の本誌で、記者は月面にある「宇宙動物パーク」を取材し、掲載している。本誌を開くと、絵が広がって宇宙動物の動きや鳴き声を、見たり聞いたりすることができる。

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ナインテン[]

 『未来の小学四年生21152月号』の連載マンガである『ナインテン』は、宇宙空間での野球を素材にしている。

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