てんとう虫コミックス短編第10巻(その1

おそだアメ[★★]

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にらめっこの決勝戦[★★]

 のび太は学校から帰ったら、ドラえもんと「にらめっこの決勝戦」をやる約束であった。

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歌をやめさせる機械[]

 明日に予定されている、ジャイアンの三時間にも及ぶリサイタルに対して、ドラえもんも「歌をやめさせる機械はないなあ…」と、半ばあきらめ顔であった。これはひみつ道具ではない。

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おそだアメ[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『おそだアメ』を一粒飲めば、「パク パク」話した声を十分後まで遅らせることができる。

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はるのおうらあらあのすみいだがわあああ[★★]

 のび太のママは近所の奥さんたちと「コーラスグールプ」を作って、近日中に発表会を開くことになっている。ドラえもんとのび太の前で、「はるのおうらあらあのすみいだがわあああ」と、曲『花』をとても上手に歌い出した。

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』は武島羽衣作詞、滝廉太郎作曲により、1900年に発表された名曲である。

 

お客様は神様です(ジャイアンリサイタル全史[★★★]

 「ジャイアン大いに歌う」のリサイタルで、強制的に集められた子どもたちを前にして、木箱のステージから、ジャイアンが発した言葉「お客様は神様です」である。

 

しかし、安雄などは「頭を低くして、おなかに力を入れて、気を失わないように…」とすごい覚悟で、歌の始まるのを待っている。

 

『深読みガイド』はジャイアンを「天災的アーティストだ』と名づけている。

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お客様は神様です」はなくなった演歌界の大御所三波春男の舞台での名セリフである。

 

ガキ大将[★★]

 真夜中に目を覚まされた町内の人びとにとっては、「あの声はジャイアンとかいうガキ大将ですよ」と、憤懣やるかたなかった。

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パンパカパーン[★★]

 ジャイアンが声のよくなるアメだと言われたので、その『おそだアメ』を「ザラ ザラー」と、20粒ではなく全部飲んでしまった。そのため、真夜中の午前2時ごろ、突如、バカでかい「パンパカパーン」という声が町内に響いた。

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人間切断機[★★]

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ビッグショー[]

 ドラえもんとのび太はテレビの前で楽しそうに、歌の『ビッグショー』を見ていた。

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人間切断機[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『人間切断機』は人間の体を半分に切断しても、何ら機能を低下させない機械である。そして、切断しても簡単にくっつくノリが同時に開発されている。切断した下半身に電子頭脳付き足を付けると自由自在に動き回れるようになる。

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