てんとう虫コミックス短編第9巻(その1

ジーンと感動する話 [★★]

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宿命(のび太たちの席を探せ!)[★★★]

 のび太は廊下側の席に座って、テストで零点を取ったため、遅くまで教室に居残っていた。先生が「なんだのび太くん、まだかえらないのか」と心配するほどの時間帯であった。

 

なぜか、のび太の席の横の掲示板に習字の「宿命」という作品が貼られているが、ストレートにのび太の現実を暗示するものであった。

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目が前向きについているのは、なぜだと思う? 前へ前へと進むためだ! ふりかえらないで、つねにあすをめざしてがんばりなさい[★★★]

 のび太にとって、担任の先生はとても怖い存在である。

 

しかし、時に、先生は「0点とったのはざんねんなことだが、すぎたことばかりくよくよしたってしかたがないだろう。目が前向きについているのはなぜだと思う? 前へ前へと進むためだ! ふりかえらないで、つねにあすをめざしてがんばりなさい」と言って、のび太を「じいん」と感動させることもある。

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感動周波音波[★★]

 『ジーンマイク』を使うと、「感動周波音波がでて、きく人の脳をゆさぶってジーンとさせる」

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ジーンマイク[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『ジーンマイク』を使うと、「感動周波音波がでて、きく人の脳をゆさぶってジーンとさせる」

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人気歌手[★★]

 「人気歌手」の西条ひろみが野比家の近くにある公園で映画のロケをしていた。

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「西条 ひろみ」は「西城秀樹」と「郷ひろみ」の合体パロディ版である。

 

西条ひろみ[★★★]

 人気歌手の「西条ひろみ」が野比家の近くの公園で映画のロケをしていた。それを聞いて、ジャイアンやしずちゃんたちは「ドドド」と駆けながら、ロケ現場に向かっている。ドラえもんも鼻息荒く、みんなとともに公園に急いでいる。

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「西条 ひろみ」は「西城秀樹」と「郷ひろみ」の合体パロディ版である

バケルくんが意外なコマに登場[★★★]

 人気歌手の西条ひろみが野比家の近くの公園で映画のロケをしていた時、多くのファンの中に、意外な人物「バケル」くんが混じって見物していた。

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「西条 ひろみ」は「西城秀樹」と「郷ひろみ」の合体パロディ版である。

 

心の底からジーンとなるわ。ウキーッ(しずちゃん好みのアイドル)[★★]

 西条ひろみが大きなイヌを引き連れながら、公園で「ふたりの午後に うみをみたいといったとき」と歌いながら歩くと、周りのファンは「キャーキャー」騒ぎながら、「しびれちゃう」といった歓声を挙げていた。

 

その中でも、特に、しずちゃんは「ね! ね! のびちゃん、なんて感動的な歌かしら。心の底からジーンとなるわ。ウキーッ」と、ドラえもんマンガ史上、空前絶後の感激した姿を見せている。西条ひろみはしずちゃんの最も好きなタレントかもしれない。

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感動的なおなら[★★]

 のび太のオナラが「プウ」と『ジーンマイク』から流れると、両目から涙のあふれるドラえもん、しずちゃん、スネ夫たちから、「おおっ、なんという感動的なおなら!」と激賞されて、のび太は猛烈に追い掛けられることになった。

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