てんとう虫コミックス短編第8巻(その4

歌手[]

 ドラえもんが『声のキャンデー(声紋キャンデー機)』を使って、テレビに出ている「歌手」の声をキャンデーにした。

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いい歌をきかせてもらって、こちらこそ、しあわせだよ[★★★]

 ジャイアンが歌い終わったあと、スネ夫は調子に乗って、「いい歌をきかせてもらって、こちらこそ、しあわせだよ」とゴマをすった。

 

すると、ジャイアンもリクエストに応えて、歌い出そうとしたので、ドラえもんは『声のキャンデー(声紋キャンデー機)』で作った、歌手のキャンデーをジャイアンになめてもらった。すると、ジャイアンは歌手のようなきれいな声でリクエストに応えることになった。

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天地真理[★★★]

 ジャイアンはひみつ道具の『声紋キャンデー機(声のキャンデー)』をなめて、テレビの『スターになろう』という番組に、「天地真理」の声で出演することになった。

 

ひみつ道具の効き目はなめてから、三十分しか効かないことを言ってなかったので、ジャイアンは地声で歌うことになってしまった。

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プロののど(ジャイアン災害)[★★]

 ジャイアンが『声のキャンデー』をなめて歌えば、天地真理の「プロののど」で歌うはずであった。剛田武が地声で歌い出すと、テレビを見ていた野比家一家は「耳せん」の効用もなく、「ボゲ~」で吹っ飛んでしまった。

 

次の日、しずちゃんによれば、「あの放送のため故障したテレビがかなりあったとか」、スネ夫によれば、「おおぜいの人がたおれて全国の救急車がてんてこまいしたとか」いった話題が町内で交わされた。

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非常用のキャンデー[]

 『声のキャンデー』がまったく効果がなかったので、次の日、ジャイアンがドラえもんを見つけると、ものすごい勢いで追い掛けてきた。ドラえもんはジャイアンのかあちゃんの「非常用キャンデー」を準備していたので、なんとかその難から逃れることができた。

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人間製造機 [★★★]

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人間製造機[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『人間製造機』は身の回りにある材料を使って、どこからどこまでも本物のそっくりな人間をつくることのできる機械である。

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新世界デパートの配達員(リコール騒ぎで消えたデパート)[★★]

 「新世界デパートの配達員」はひみつ道具である『人間製造機』を回収にきた。なぜならば、この製品は欠陥商品であり、販売中止になったものである。

 

未来のデパートの中で、マイナーであった「新世界デパート」はこの件があったあと、野比家には現れなくなった。

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脂肪[★★]

 ひみつ道具の『人間製造機』で本物の人間を作るためには、材料として「脂肪」石けん一個が必要である。

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石灰[★★]

 ひみつ道具の『人間製造機』で本物の人間を作るためには、材料として、コップ一杯の「石灰」が必要であった。

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