てんとう虫コミックス短編第8巻(その2

ダックスフント(ジャイアン考案あぶない遊び)[★★]

 ジャイアンは昨日珍しい犬を見たので、広場で普通の犬の尻尾を引っ張るという動物実験をしていた。それは胴体の長い「ダックスフンド」のことであった。

 

しずちゃんが「むりよ、種類がちがうから」と止めに入るが、内心あきれはてていた。一方、のび太がジャイアンを足で蹴飛ばすと、ジャイアンのおなじみの「メリコミパンチ」を食らうことになった。

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国語力の必要なシナリオライター(ガンマン・のび太の名場面)[★★★]

 ひみつ道具である『シナリオライター』の通りに場面が進行すれば、拳銃で決闘をすることになり、のび太の二丁拳銃が「ババン」と火を吹いて、悪者のジャイアンとスネ夫を撃ち倒し、しずちゃんと静かに町を去っていくことになっていた。

 

しかし、「シナリオライター」の文字がのび太ではなく、のび犬となっていたので、しずちゃんは犬と一緒に町を去ってしまった。のび太はドラえもんからもっと「国語」を勉強するようにと言われた。

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マッド・ウォッチ[★★]

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驚時機(マッドウオッチ)[★★:192]

【道具解説】 ひみつ道具である『驚時機(マッドウオッチ)』は「身のまわりの時間の進みかたを、はやめたりおそくしたりすることができる」代物である。

 

作動ボタンを押し、逆転スイッチをCにセットすると、一分につき一時間の割合で時間が経過する。さらに、倍数カウンターを使うと自由に時間の経過を調整できる。なお、このひみつ道具を使う者は、時間の流れの外に身を置くことができる。

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ママの説教時間[★★]

 のび太は今日もママからくどくどとお説教を受けていた。トイレのために小休止を取ったので、ドラえもんに時間を聞くとまだ十五分しかたっていなかった。ママの平均的な説教時間はたいてい一時間前後である。

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テレビの番組[]

 『驚時機(マッドウオッチ)』を、一分につき一時間の割合で進むように使うと、時計はもちろんのこと、「テレビの番組」も「チャカ チャカ」とめまぐるしく変わった。

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ババヌキ[★★]

 のび太は、トランプは「ババヌキ」しかできず、オセロも勝ったことがないとしずちゃんに語っている。

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オセロ[★★]

 のび太は、トランプはババヌキしかできず、「オセロ」も勝ったことがないとしずちゃんに語っている。

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やかんの水が一瞬に沸騰[★★]

 ポットにお茶が入っていなかったけれども、のび太はひみつ道具である『驚時機(マッドウオッチ)』を使って、ガスコンロの上のやかんの水を一瞬に「グラ グラ」と沸かしている。

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ピンポンパン[★★]

 のび太の持っているレコードは、『ピンポンパン』とロンパールームの二曲のみである。

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ロンパールーム[★★]

 のび太の持っているレコードは、ピンポンパンと「ロンパールーム」の二曲のみである。

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ふたりでただこうして………。むきあってるだけでたのしいじゃないか。ぼくはね、こうポカーンと………、きみの顔を見てるだけで……[★★★]

 のんびり屋ののび太はしずちゃんに対して、「ふたりでただこうして………。むきあってるだけでたのしいじゃないか」と言ったあと、「ぼくはね、こうポカーンと………、きみの顔を見てるだけで……」と両ひざの上で腕を組み、その上に顎を置いて浮世離れした顔でしゃべっている。

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