てんとう虫コミックス短編第7巻(その7

さいなんにかこまれた話[]

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不幸な星の下に[★★]

 のび太は歩いている時、電柱にぶつかってけがをしたので、ドラえもんから注意が足りないと指摘された。それに対して、のび太は「不幸な星の下に生まれついてるんだ」と抗弁している。

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画鋲[]

 のび太は廊下に「画鋲」を置いて、『災難報知機』の威力を歩きながら試している。

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災難報知機[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『災難報知機』を腕につけていると、「さいなんが近づくと、ブザーがなる」

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アンラッキー[★★]

 のび太はひみつ道具である『災難報知機』を付けて歩いていると、警報のブザーが「ビビビ ビビビ」と鳴り響いたので、あたりを見渡したが何もなかったので、安心していた。

 

すると、電気工事をしていた作業員のペンチが、頭に「ガシン」と落ちてきた。

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ネズミとばくだん[★★★]

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ドラえもんがネズミ退治に取り出した武器[★★]

【道具解説】 『ドラえもんがネズミ退治に取り出した武器』はすべてひみつ道具であり、以下のような武器で構成されている。チョロッと目の前にネズミが出ただけでも、ドラえもんは気が動転して、『マシンガン』を「ズダダダダ」とぶっ放している。

 

ドラえもんは「ねずみのねの字をきいただけで、ぞうっと」し、「一分でもはやく、おそるべきねずみをたいじして、平和な家をとりもどそう」とのび太に強く訴えている。のび太には、一発で戦車を吹き飛ばす『ジャンボ・ガン(423)を、ママには、一瞬のうちに鉄筋のビルを煙にしてしまう『熱線銃(437)を手渡している。

 

ドラえもんはねずみに追いつめられると、手が付けられなくなって、『地球破壊爆弾(431)まで出す始末である。ドラえもんにとって、ネズミの出現は地球の存在をも頭から抹殺する怖い出来事である。

 

もしこの爆弾が過去に使用されていたら、二十二世紀の地球は存在しないことになり、このネーミングは白髪三千丈的な誇大広告の受け売りであるかもしれない。もし真実であるならば、この兵器はドラえもんが『四次元ポケット』から取り出すひみつ道具の中で、究極の兵器であるかもしれない。

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二十二世紀のネズミ取り[★★]

 ドラえもんがネズミを見て大騒ぎしているので、のび太は「二十二世紀のネズミ取り」をドラえもんに出してもらおうと考えていた。

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地球破壊爆弾(地球の運命よりネズミ撲滅)[★★★]

 大きらいなネズミの登場により、ドラえもんは「フヒーッ、ヒ、ヒ、ヒ、ヒ」と完全に我を失った状態で、頭の上に『地球破壊爆弾』を担ぎあげて、ネズミに応戦しようとしている。

 

『深読みガイド』は「それにしてもこんなに危険な道具を個人所有に認められているのはどういうことなのだろう? ”地球破壊爆弾”はあくまでも商品名で、実際にはそこまでの破壊力はないのだろうか?」と分析している。また、『深読みガイド』は「こんな道具使われたらタマったもんじゃない!」と苦言を呈している。

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まつばらホーキ[★★]

 のび太はバットとネズミ取り機、ママもホーキでネズミ捕獲作戦に加わっている。「まつばらホーキ」は、そのときママが持っていたホーキのきわめてリアルな商標名である。

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