てんとう虫コミックス短編第6巻(その13

台風の卵・フー子(台風の子供)[★★★:232]

【道具解説】 ひみつ道具である『台風の卵・フー子』は、気象台の学者が実験のために作った台風である。台風のメカニズムをより深く研究するために作った人工の台風である。なお、のび太が育てた卵の名前は「フー子」である。

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フー子と大型台風の対決(野比家のペットあれこれ)[★★★]

 ドラえもんに「卵」を頼むと、なんかよくわからない卵を出してくれた。ママは生き物を飼うことに反対したが、パパが「何でもかわいがることはいいことだ」と援護してくれたので飼うことができた。

 

ドラえもんが、その卵は「気象台の学者が、実験のために作った」台風の卵であると思い出したので、飼うことをやめさせようとした。その時、すでに卵がふ化し、のび太は台風の卵に「フー子」という名前を付けて飼うことになった。大きく育ったフー子は「大型台風」と洋上で対決をして、大型台風とともに洋上で姿を消してしまった。

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ジキルハイド [★★]

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いいどきょうだなあ[★★]

 ジャイアンは「おまえにかりた望遠鏡を、今すぐ返せと…。いいどきょうだなあ」と言いながら、のび太を「ギロッ」と、すごみを効かせてにらみつけた。

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お人好し[]

 ジャイアンはのび太に、「欲しいものなんでも、買ってもらえないんだ」としんみりと、時には涙を浮かべて語り出した。のび太も「もうしばらくかしとく」と言って、家に帰った。

 

すると、ジャイアンは舌を出し、ウインクしながら、「ばあか! へへへ、あいつ、お人好しだなあ」と狡猾な笑みを浮かべた。

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ジキルハイド[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『ジキルハイド』を飲むと、「ひとつぶにつき十分間、まるっきりひとがらがあべこべになる。おそろしいくすりだ」

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おれにむかってその口のききかたはなんだ[★★]

 のび太は『ジキルハイド』を飲んで、「ジャイアン!」と怒鳴りつけた。すると、ジャイアンは「おれにむかってその口のききかたはなんだ」とすごんだが、いつもとちがって、のび太は顔を真っ赤にして、「なんだとはなんだ」とやり返している。

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のび太のおよめさん [★★★]

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野比家の跡地は将来公衆便所に[★★★]

 のび太の誕生日に将来のお嫁さんの話が出た。のび太も心配になってきたので、『タイムマシン』で二十五年後の世界へ行くと、野比家の跡地には、とても立派な「公衆便所」が建っていた。

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十二階の六十八号室[★★]

 のび太としずちゃんのスイートホームはマンションの「十二階の六十八号室」であった。のび太の将来のお嫁さんがジャイ子ではなく、憧れのしずちゃんであることを確認できた記念碑的な作品となった。

 

その作品は『小学四年生』19722月号の『のび太のおよめさん』である。

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透視メガネ[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『透視メガネ』を掛けると、部屋の外から壁やドア越しに中を見ることができる。

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