てんとう虫コミックス短編第6巻(その7

この絵600万円 [★★]

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柿原画伯[★★★]

 現在新聞や雑誌に写真でよく登場する洋画家の「柿原画伯」は、のび太のパパが中学生のころ絵を習った貧乏画家であった。

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ボウリング場[★★]

 昭和二十四年頃、野比家の近所にあった家は昭和四十三年に壊されて「ボウリング場」になった。

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落目荘[★★★]

 野比家の近くに柿原画伯が住んでいたのは昭和二十四年ごろであった。『タイムマシン』に乗ってその時代に行くと、空き地も多かったが、柿原画伯が下宿していたアパート「落目荘」を何とか見つけることができた。当時、柿原画伯は「家賃」や「新聞代」も払えず、そば屋や米屋や酒屋の集金がきても一円も払えない状態であった。

 

そこへ、ドラえもんとのび太が絵を買いに行くと、初めての絵を買いに来たお客さんであるといって大歓迎された。好きな絵を持っていってくれと言われたが、代金を払うと、昔のお金ではなく、今のお金であったので、柿原画伯は「からかったんだな。ぼくを」と腹を立てて、プイと横を向いてしまった。

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お金のコレクション[]

 スネ夫は昔の「お金のコレクション」をやっている。昭和二十四年以前に出ているコインや紙幣を集計すると八百円前後になる。

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古銭カタログ[]

 スネ夫は昔のコインや紙幣を、『古銭カタログ』に出ているいまの値段で、ドラえもんたちにガッチリ売ろうとしている。

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将来画家よりサラリーマンに(子どものころから画家が夢!・もしかして航時法違反!?[★★★]

 再度、昔のお金を準備して、『タイムマシン』で落目荘に行くと、まだ学生服を着たのび太のパパが、柿原画伯が留守のためドラえもんらに応対した。ドラえもんが野比さんも絵を描くのですかと質問すると、その学生服のパパは画家になることが夢ですと答えている。

 

ドラえもんが「あなたはサラリーマンにしかなれません」と話すと、「帰れっ!!」と怒鳴られてしまった。絵を買いに来たのですと告げると、好きなのを持っていきなと言われたので、ドラえもんは「何描いたか見当のつく」絵を買って戻った。

 

家に帰ると、その絵は相場600万円の柿原画伯の絵ではなく、弟子であったパパの描いた絵であることが判明した。

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こいのぼり[]

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タバコ屋のてっちゃん[★★]

 「タバコ屋のてつちゃん」は母子家庭で、ママが内職に造花作りの仕事をしているため、とても貧乏である。今年も約束のこいのぼりを買ってもらうことができなかった。

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鯉のぼり操縦機[★★]

【道具解説】 雲の池製造機で「モク モク」と雲を出し、部屋を雲の池にしてから、ひみつ道具である『鯉のぼり操縦機』を使って、普通の鯉のぼりを「ヒラ ヒラ」と雲の池で泳がせることができる。

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かしわもち[★★]

 鯉のぼりの赤ちゃんは「かしわもち」が大好きなので、のび太たちは小さくちぎって餌として与えている。

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