ドラえもん短編第4巻(その15

四連発リボルバー[★★]

 『ラッキーガン』は本格的な「四連発リボルバー」で、玉を詰めて「カラ カラ カラ」と回転させることができる。

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ラッキーガン[★★]

【道具解説】 ひみつ道具の『ラッキーガン』は四連発リボルバーである。玉は赤三発、黒一発である。赤玉に当たるとその日一日幸運に恵まれ、黒玉に当たるとろくな目に遭わない。

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それぐらいの危険をおかさないと…。ただで、いいめにあおうなんて、虫がよすぎる[★★★]

 『ラッキーガン』は四発ひとそろい詰めないと、効き目がない。のび太が使用をためらうと、ドラえもんは「それぐらいの危険をおかさないと…。ただで、いいめにあおうなんて、虫がよすぎる」とハッパを掛けている。

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海外旅行(ママの友だち)[]

 のび太のママがひみつ道具である『ラッキーガン』で、自らを撃つと「赤玉」に当たった。すると、一度玄関を出たママの親友は、「海外旅行」のお土産であるバックを渡すのを忘れたといって、再度家に飛び込んできた。

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お団子(父ちゃんはちょっと甘い)[★★]

 ジャイアンもひみつ道具である『ラッキーガン』で、自らを撃つと赤玉に当たった。すると、いい気持ちになり、「ウワ~オ」と叫ぶと、赤ちゃんの振り回した串刺し「お団子」のひとつが、大きな口の中に「スポ」と飛び込んできた。

 

  さらに、父ちゃんに映画を連れて行ってもらい、途中で百円玉を拾うこともできた。ジャイアンの父ちゃんは母ちゃんに比べるとかなり甘いところがある。

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女の子に積極的なスネ夫(スネ夫のマメな根回し)[★★]

 スネ夫は土管のある広場で、三人の女の子のひとりに、「うるさいわね。あっちへいっててよ」と言われているが、くじけず積極的に話の輪に加わろうとしていた。

 

『深読みガイド』は「どんなに歓迎されていなくても、女の子のわにトーク攻撃。積極的なアプローチなしに何物も得ることはできない」と断言している。

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運試し[]

 『ラッキーガン』の玉は赤玉と黒玉それぞれ残り一発になった。のび太は怖いので、女の子におもしろい「運試し」といって勧めてめているが断られ、スネ夫が試してみると、「ピンポ~ン」と赤玉が出た。

 

  その結果、スネ夫は勇気があると誉められ、女の子に「モテ モテ」になった。

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