ドラえもん短編第4巻(その13

22世紀時間警察局(現代世界にもやってくる)[★★]

 「22世紀時間警察局」は「宇宙ロケット」を襲った強盗を、ひみつ道具である『タイムテレビ』を使って、各時代へ緊急指名手配の連絡と犯人の顔を流していた。なお、そのテレビは、ジャイアンがドラえもんの『四次元ポケット』から取り出したものである。

 

『深読みガイド』は「事件が発生した時点での時代を管理するタイムパトロールがその事件を担当し、犯人を追跡するよう分担されていると思われる」と分析している。

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タイムパトロールの隊員が強盗を逮捕(TPの活躍)[★★]

 「タイムパトロール」は、宇宙ロケットを襲った強盗は『タイムマシン』で昔の世界に逃亡したと報告していた。現代の世界で、その強盗はドラえもんやひみつ道具『小さなカバン』を奪ったジャイアンを熱線銃で追い詰めた。

 

  そこへ、タイムパトロール隊員が熱線銃で「バズッ」と撃って、その強盗を逮捕した。ジャイアンは、「小さなカバン」の拾い主は一割もらえるはずであると、執拗に隊員に訴えたけれども、完全に無視されてしまった。

 

  なお、タイムパトロール隊の「タイムマシン」の出口はエレベーターの扉のように四角で、とても頑丈そうに見える。

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ヤカンレコーダー[★★]

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水野くんの声の便り[★★]

 スネ夫はテープレコーダーを使って、みんなに「ブラジルにひっこしした水野くんの声のたより」を自慢げに聞かせていた。当時の子どもたちにとって、テープレコーダーは憧れのアイテムであった。

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ヤカンレコーダー[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『ヤカンレコーダー』の口に、「クド クド クド」と愚痴をこぼすと、「スウ」と吸い取ってくれる。レコーダーのふたを「カチャ」と開けると、「フワ」とシャボン玉が飛び出し、それを「バン」と割ると、「クド クド クド」と話した内容がテープレコーダーのように繰り返される。

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シャボン玉[★★]

 ジャイアンの悪口を『ヤカンレコーダー』で録音し、たくさんの「シャボン玉」をこっそりジャイアンの家の窓から中に入れた。「パン パン」と破裂するたびに、「ジャイアンの欲張り」、「ノーテンゴリラ」といった悪口が部屋の中を飛び交った。

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ノーテンゴリラ[★★★]

 ジャイアンの悪口を『ヤカンレコーダー』で録音し、たくさんののシャボン玉を、こっそりジャイアンの家の窓から中に入れた。「パン パン」と破裂するたびに、ジャイアンの欲張り、「ノーテンゴリラ」といった悪口が部屋の中で轟いた。

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「ノーテンゴリラ」は「ジャイアン」のパロディ版である。

 

石ころぼうし[★★]

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玄関の上の屋根([★★]

 のび太が屋根で休んでいると、ママから、「あぶないっ。おちたらどうするの!」と注意された。

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パパの癖貧乏揺すり(クセが入れ替わってる!)[★★★]

 『石ころぼうし』という作品で、のび太のパパの癖である「貧乏揺すり」が、机の前に座って「ユサ ユサ」と揺らしているのび太にも認められた。

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誰にも気にされない機械[]

 みんなが見張っていて、うるさく言うので、ドラえもんに「誰にも気にされない機械」はないかと、のび太は尋ねている。これはひみつ道具ではない。

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