ドラえもん短編第4巻(その12)
タイムマシンの出口(ライトもいろいろ・出口は丸)[★★★]
『のび左ェ門の秘宝』という作品では、ドラえもんが『タイムマシン』から降りる出口が、超空間を飛翔中に背景に描かれている歪んだ時計の様に、歪んだ丸いものとして描かれている。
『深読みガイド』は「勉強机のスタンドの電球を思わせるライト。未来のデザイナーは机からタイムマシンを発想した!?」と分析している。さらに、「出口はたいてい丸く開くことが多い」と解説している。
[A04129:05191/191]
肥溜め[★★]
ドラえもんが『タイムマシン』の出口から、「ボチャ」と飛び降りた先は運悪く「肥溜め」であった。
[A04129:2507]
のび作(のび左ェ門の子)[★★]
「のび作」は「のび左ェ門」のひとりっ子の息子であり、江戸時代の野比家のご先祖である。のび作の眼はのび太そっくりで、まん丸い大きな眼である。
[A04130:05096/233]
山川組(野比家今昔物語)[★]
江戸時代の後半に住んでいた、野比家の先祖である「のび左ェ門」の家は現代の地図でも確認できる。その場所は現在の野比家から比較的近く、川沿いの「山川組」の建築現場の隣である。
[A04135:05106]
未来世界の怪人[★★★]
[A04138・S02363・047303:01]
空気ピストル[★]
【道具解説】 ひみつ道具である『空気ピストル』は、「空気のかたまりをあいてにぶつけるピストル」である。
[A04138:02342]
空気砲[★]
【道具解説】 ひみつ道具である『空気砲』は「ドカン」と空気の固まりを、相手にぶつける大砲であり、威力は「空気ピストル」など問題にしないほど強力である。
[A04140:02342]
隠れマント[★★:188]
【道具解説】 のび太は『隠れマント』で透明人間になって、ジャンアンをぶん殴ることにした。ドラえもんは「それならおっちょこちょいののび太くんでも、失敗しない」と太鼓判を押している。
[A041418:02336]
小さなカバン[★★★:188]
【道具解説】 タイムパトロールに指名手配されていた、未来世界の犯罪者が持っていた『小さなカバン』を、ジャイアンが偶然に拾うことになった。このカバンには、未来の国にしかないひみつ道具が収納されていた。
のび太がジャイアンに仕返しするために、『空気ピストル』を使うと、ジャイアンは『空気砲』を、『隠れマント』を使うと、ジャイアンは人や動物でも、縮めて誘い込むことのできる『万能わな』でのび太を捕まえてしまった。
ジャイアンは『ワッペン』を貼って空を飛び、『雲固めガス』を使って、雲の上で休んでいた。ドラえもんが発見してそのカバンを取り返そうとすると、『くすぐりノミ』を振りかけられて、ドラえもんは地上に落下し、ダウンしてしまった。
最終的に、ジャイアンからこのカバンを取り上げたのはタイムパトロール隊であった。
[A04143:02]
雲固めガス[★★]
【道具解説】 ジャイアンは『雲固めガス』を使って、雲の上で、足を組んで寝ながら、寛いでいた。ひみつ道具である「雲固めガス」を吹きつけると、雲を固めることができ、多くの人が雲の上で遊べるようになる。
[A04143:02101]
くすぐりノミ[★★]
【道具解説】 ジャイアンがふりかけみたいなものを、空中でドラえもんに振りかけると、ドラえもんは「ムケケ ヒヒヒ ゲラゲラ ウヒャヒャ」と笑いながら、大地に墜落した。ひみつ道具である『くすぐりノミ』を振りかけられた結果であった。
[A04144:02241]
未来世界の強盗(まさに独裁者)[★★]
ジャイアンは「未来世界の強盗」の落としたひみつ道具の『小さなカバン』の『くすぐりノミ』を使って、ドラえもんを地上に落下させて、ダウンさせてしまった。
そして、ドラえもんの『四次元ポケット』も奪ってしまったので、ジャイアンは「これだけあれば、世界をせいふくできるかもな…」と独裁者面をして、「ムヒヒヒ」と不気味に含み笑いした。
『深読みガイド』では、ジャイアンは「早くも野望たっぷりな独裁者の風格」と描写されている。
[A04145:05079]