ドラえもん短編第3巻(その17)
かめ吉[★]
ジャイアンが「かめ吉」を殴っているので助けると、ドラえもんたちは喫茶店「りゅうぐう」を経営しているかめ吉のママに招待された。この作品では、カメの目が3の逆方向の数字で、両目とも描かれている。
[A03179:03]
タイやヒラメの舞い踊り[★★]
かめ吉のママから豪勢なもてなしをうけ、喫茶店の水槽を見ながらのび太とドラえもんは、「おとひめさまのごちそうに、タイやヒラメの舞い踊り」と歌っていた。
[A03180:1001]
『浦島太郎』は作詞・作曲不詳であり、1911年6月に尋常小学唱歌(二)になっている作品である。
りゅうぐう[★★]
ジャイアンがかめ吉を殴っているので助けると、ドラえもんたちは喫茶店「りゅうぐう」を、経営しているかめ吉のママに招待された。この喫茶店では、なぜか、ベレー帽を被りタバコをふかして、足を組みながら、藤子先生がゆっくりと寛がれている。
[A03180:12]
「竜宮」とは、深海の底にあって竜神や乙姫などが住むという想像上の宮殿、竜宮城のことである。
玉手箱[★★]
喫茶店「りゅうぐう」の帰りに、かめ吉のママからお土産をいただいた。「玉手箱」だと思って開けてみると、中にはおいしそうなデコレーションケーキが入っていた。
[A03181:0901]
「玉手箱」とは、浦島太郎が、竜宮の乙姫からもらって帰ったという箱で、秘密にして、容易に人には見せない大切なものである。
ペロ! 生きかえって[★★]
[A03182・S03175・027111:01]
ペロ[★★]
赤ちゃんの頃から飼っていた犬の「ペロ」はしずちゃんの一番の仲良しであり、しずちゃんのためなら、命がけで戦ってくれた愛犬である。その愛犬も老齢のため、死にそうになっていたので、しずちゃんは涙を流しながら悲嘆にくれていた。
[A03183:05027/232]
天国[★]
しずちゃんの飼っていた大好きなペロがなくなった。しずちゃんのママは「ペロは、天国へ行っちゃったのよ」としずちゃんを慰めていた。この作品での、しずちゃんのママとパパは、他の作品と全く別人のように描かれている。
[A03186:12]
どんな病気にも効く薬(万病薬)[★★★]
【道具解説】 『どんな病気にも効く薬(万病薬)』は、しずちゃんの大好きなペロが死んだ時にドラえもんが出したひみつ道具である。ドラえもんたちは『タイムマシン』を使って、死ぬ前のペロに飲ませながら生き返らせている。
[A03187:02184]
巡回中のおまわりさん[★★]
真夜中に、ドラえもんとのび太が死んだペロにひみつ道具である『どんな病気にも効く薬(万病薬)』を飲ませようと、しずちゃんの家の様子をうかがっていた。
すると、「巡回中のおまわりさん」に「とにかく、交番まできてもらおう」と同行を求められたので、ドラえもんはとっさにおまわりさんの頭に『タケコプター』をつけて、しばらくその場から離れてもらった。
[A03188:03]
交番[★]
ドラえもんとのび太がしずちゃんの家の様子を、真夜中、うかがっていたので、巡回中のおまわりさんに、「とにかく、交番まできてもらおう」と同行を求められた。
[A03189:2201]
きょうは、ほんとに気もちのいい日だね[★★]
ペロが「ワン ワン ワン」と元気に生きかえったので、目に涙をためたドラえもんは、「きょうは、ほんとに気もちのいい日だね」とのび太に語りかけていた。
[A03191:04160]