ドラえもん短編第3巻(その9)
きせかえカメラ[★★]
[A03102・S03453・057408:01]
マダムという雑誌[★]
のび太のママは『マダム』という雑誌に出ている、すてきな洋服をパパに見せて買ってもらおうとしている。
[A03102:0903]
着せ替えカメラ[★★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『着せ替えカメラ』とは、「同じつみ木を組み直すだけで、いろんな形がつくれるだろ。あんなふうに、着物をつくってる分子をばらばらにほぐして、組み立て直すカメラ」である。
[A03104:02097]
シャッター[★★]
描かれた服の絵を『着せ替えカメラ』に入れて、その服を本人と「ピタ」と合わせ、「シャッター」を押してしばらくすると、その人はその服を着ることになる。
[A03105:2305]
積み木遊び[★★]
『着せ替えカメラ』の原理は「積み木遊び」に似ていると、ドラえもんは説明したが、のび太にとってはチンプンカンプンであった。
[A03105:0703]
デザイン[★★]
『着せ替えカメラ』を使うと、どんな「デザイン」の洋服でも自由自在に作ることができる。
[A03105:1002]
分子[★]
『着せ替えカメラ』は、「着物をつくってる分子をばらばらにほぐして、組み立て直すカメラ」である。
[A03105:17]
スネ夫の将来の夢デザイナー(絵の素質あり!)[★★★]
スネ夫はひみつ道具である『着せ替えカメラ』を見ながら、「ぼくの夢を実現するために大きな力になるだろう」と考えた。そして、スケッチノートをジャイアンに見せながら、「ぼく、デザイナーになろうと思って勉強中なんだ」と告白している。
[A03108:05039]
じつは、おれ、ファッションモデルになるのがゆめなんだ[★★★]
ジャイアンは左頬を赤めながら、「じつは、おれ、ファッションモデルになるのがゆめなんだ」とスネ夫の耳元で、こっそり打ち明けた。つまり、ジャイアンは歌手・野球選手以外のもうひとつの夢をひみつ道具である『着せ替えカメラ』を見ながら、発見している。
『深読みガイド』は「自分の容姿への関心は乙女そのものではないか?」と要約している。
[A03108:05076]
ジャイアンとスネ夫によるファッションショー(視覚的暴力!!)[★★]
スネ夫とジャイアンは女の子を四人集めて、木の箱の舞台で、「ファッションショー」を開催することになった。女の子の拍手に送られ、スネ夫の「パン パカ パーン」の合図で、ジャイアンが舞台の上でポーズを取った。
スネ夫がカメラのシャッターを「カシャ」と切ると、女の子は「キャー キャー」と絶叫して、消えてしまった。
ドラえもんが「デザインをぬきとっておいたから、カメラはからっぽ」であるため、ジャイアンが全裸でポーズを取ったためである。怒り狂った真っ赤な形相のジャイアンの前で、スネ夫の運命は果たしていかに。
[A03109:05075]
ああ、好き、好き、好き![★★★]
[A03110・S01183・047009:01]
ぼた子の家に遊びに来た女の子(のび太が好きになった女の子)[★★★:234]
「ぼた子の家に遊びに来た女の子」は、のび太の大好きなタイプの女の子であった。どうしても友だちになりたいと、ドラえもんに相談すると、ひみつ道具である『キューピッドの矢』を出してくれた。
使い方が難しく、ドタバタのハプニングが次から次へと起こり、友だちになるチャンスは遠のくばかりであった。
[A03112:05234]