ドラえもん短編第3巻(その9

きせかえカメラ[★★]

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マダムという雑誌[]

 のび太のママは『マダム』という雑誌に出ている、すてきな洋服をパパに見せて買ってもらおうとしている。

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着せ替えカメラ[★★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『着せ替えカメラ』とは、「同じつみ木を組み直すだけで、いろんな形がつくれるだろ。あんなふうに、着物をつくってる分子をばらばらにほぐして、組み立て直すカメラ」である。

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シャッター[★★]

 描かれた服の絵を『着せ替えカメラ』に入れて、その服を本人と「ピタ」と合わせ、「シャッター」を押してしばらくすると、その人はその服を着ることになる。

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積み木遊び[★★]

 『着せ替えカメラ』の原理は「積み木遊び」に似ていると、ドラえもんは説明したが、のび太にとってはチンプンカンプンであった。

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デザイン[★★]

 『着せ替えカメラ』を使うと、どんな「デザイン」の洋服でも自由自在に作ることができる。

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分子[]

 『着せ替えカメラ』は、「着物をつくってる分子をばらばらにほぐして、組み立て直すカメラ」である。

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スネ夫の将来の夢デザイナー(絵の素質あり!)[★★★]

 スネ夫はひみつ道具である『着せ替えカメラ』を見ながら、「ぼくの夢を実現するために大きな力になるだろう」と考えた。そして、スケッチノートをジャイアンに見せながら、「ぼく、デザイナーになろうと思って勉強中なんだ」と告白している。

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じつは、おれ、ファッションモデルになるのがゆめなんだ[★★★]

 ジャイアンは左頬を赤めながら、「じつは、おれ、ファッションモデルになるのがゆめなんだ」とスネ夫の耳元で、こっそり打ち明けた。つまり、ジャイアンは歌手・野球選手以外のもうひとつの夢をひみつ道具である『着せ替えカメラ』を見ながら、発見している。

 

『深読みガイド』は「自分の容姿への関心は乙女そのものではないか?」と要約している。

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ジャイアンとスネ夫によるファッションショー(視覚的暴力!![★★]

 スネ夫とジャイアンは女の子を四人集めて、木の箱の舞台で、「ファッションショー」を開催することになった。女の子の拍手に送られ、スネ夫の「パン パカ パーン」の合図で、ジャイアンが舞台の上でポーズを取った。

 

  スネ夫がカメラのシャッターを「カシャ」と切ると、女の子は「キャー キャー」と絶叫して、消えてしまった。

 

ドラえもんが「デザインをぬきとっておいたから、カメラはからっぽ」であるため、ジャイアンが全裸でポーズを取ったためである。怒り狂った真っ赤な形相のジャイアンの前で、スネ夫の運命は果たしていかに。

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ああ、好き、好き、好き![★★★]

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ぼた子の家に遊びに来た女の子(のび太が好きになった女の子)[★★★:234]

 「ぼた子の家に遊びに来た女の子」は、のび太の大好きなタイプの女の子であった。どうしても友だちになりたいと、ドラえもんに相談すると、ひみつ道具である『キューピッドの矢』を出してくれた。

 

  使い方が難しく、ドタバタのハプニングが次から次へと起こり、友だちになるチャンスは遠のくばかりであった。

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