ドラえもん短編第3巻(その7

ボーナス1024[★★]

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ボーナスが入っても自転車買ってもらえず(10年ほど前に建て増ししたばかりだけれど……)[★★]

 「ボーナス」が入ったけれども、屋根の雨漏りや壊れた浴室を直し、月賦も払わなければいけないので、のび太は今回も「自転車」を買ってもらうことができなかった。

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ボーナスを増やす機械

 今年もわが家のボーナスをあまり期待できないので、のび太は「ボーナスを増やす機械」がないかしらと、ドラえもんに相談している。ドラえもんから「そんなのがあれば、苦労しないよ」と言われている。これはひみつ道具ではない。

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定期預金の百年後(もしかして航時法違反!?[]

 ボーナスにあまり期待できなかったので、ドラえもんは銀行の定期預金を利用することを考えた。定期預金は十年で倍になり、百年後には1024倍になるので、百年後に『タイムマシン』で行って引き出せば、大金持ちになれると思った。

 

実際に引き出すと、百年後のお札であったので、再度、「タイムマシン」で百年後に行って、古銭屋で今の一万円札に換えてもらうと、自転車一台分ぐらいのもうけになってしまった。

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ミチビキエンゼル[★★★]

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ロボットのくせに、かぜをひくなんて。ぼくは、精巧にできすぎてるなあ[★★★]

 ドラえもんが珍しく「ハクション」とクシャミしながら、漏らした言葉は「ロボットのくせに、かぜをひくなんて。ぼくは、精巧にできすぎてるなあ」である。その後、ドラえもんは「あったかくして、ねていよう」と自ら布団を敷いている。

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クシャミで飛び出すドラえもんの体のネジ[★★★]

 ドラえもんが風邪で寝ていると、のび太から重大な問題を抱えているので、すぐ来て欲しいという電話があった。出掛けて用件を聞いてみると、三叉路で、右へ行くべきか、左に行くべきかを考えていたら頭が痛くなったというものであった。

 

  ドラえもんはあまりのあほらしさに、カゼもこじれ、大きなクシャミを「ハクション」とした。

 

ドラえもんはその時、体の部品である小さなネジがクシャミと一緒に、飛び出したことに気づかなかった。ネジはきわめて小さくて、なかなか気づかないが、コマにははっきりと描かれている。

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ミチビキエンゼル[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『ミチビキエンゼル』を指にはめて相談すると、本人のためになる答えを必ず出してくれる。のび太は野球をやる時、左手に「ミチビキエンゼル」をはめているので、ジャイアンから真面目にやれと、ボールを「ブウン」と投げつけられた。「ミチビキエンゼル」が見事にキャッチしたので、スネ夫は人形型グローブかと尋ねている。 

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犬の糞[★★]

 のび太は『ミチビキエンゼル』に歩き出す時、左足、右足、どちらがいいかを相談している。「ミチビキエンゼル」は絶対左足、さまもないと、「犬の糞」を踏むことになると告げている。

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