ドラえもん短編第3巻(その4

ママをとりかえっこ[★★]

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しずちゃんのママ[★★★]

 ママは「子どもの気もちなんか、ちっとも、分かってくれない」と、しずちゃんは泣きべそをかきながら、みんなに話している。時には、しつけに対してとても厳しいしずちゃんのママである。なお、目の大きいしずちゃんと比較すると、しずちゃんのママの目は小さくて黒目がちである。

 

『深読みガイド』はしずちゃん、のび太、スネ夫の親子を比較して一番似ていない親子は源家の母娘であると判定している。「女の子は父親に似るというから、しずちゃんもパパに似ているということだろうか?」と結論付けている。

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おにばばあ[]

 スネ夫は「いや! どんなひどいママでも、うちのおにばばにくらべれば…」と、みんなに訴えている。

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家族合わせケース[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『家族合わせケース』に、新たにペアになった家族の写真を入れると、家族が入れ代わることになる。

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人形[★★]

 のび太は『家族合わせケース』でしずちゃんのママとペアになったので、しずちゃんの家に行くと「人形」ばかりで、男の子の遊ぶオモチャがなかった。

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ピアノのレッスン[★★]

 『家族合わせケース』でしずちゃんと入れ代わったのび太に対して、しずちゃんのママは「ピアノのレッスン」で怒鳴ったことを謝っている。

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スネ夫のママ(スネ夫…なんでもお金で解決)[★★★]

 『ママとりかえっこ』という作品では、「スネ夫のママ」がしずちゃんのママになっている。しずちゃんが勉強していると、スネ夫のママはお小遣いを差し出しながら、しずちゃんに「さっきのことで、ママをきらいにならないで欲しいざます」といった殊勝な心配りを見せている。

 

その後、しずちゃんはスネ夫に「このおこづかい、スネ夫さんのしかられちんらしいわ」と言いながら、そのお金を手渡している。

 

 『深読みガイド』は「スネ夫のママはスネ夫と仲直りするときなどにも、臨時のお小遣いを渡している」と総括している。

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けっきょく、親だって、人間だもんな。ときには、ごかいでおこったり、やつあたりすることもあるよな[★★]

 今回ママを取りかえたことで、親がしかることにも一理あり、子どもたちの結論は「けっきょく、親だって、人間だもんな。ときには、ごかいでおこったり、やつあたりすることもあるよな」に落ち着いた。

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パンツ[]

 しずちゃんのママがのび太のママに「パンツ」を返しにきた。のび太はママから「どうしてしずちゃんとこで、パンツなんかわすれてきたの」と詰問された。

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