ドラえもん短編第2巻(その15

のび太の老眼または遠視を証明するコマ[★★★]

 恐竜に捕まったのび太がメガネを外して、そのレンズで光を集めて、恐竜に「ハチャ チャッ チャ」といった悲鳴をあげさせて脱出に成功している。のび太のメガネは「凸レンズ」であったため、こうした武器にすることが可能であった。凸レンズは老眼または遠視の人が使うメガネに装備されている。

25年後ののび太が描かれている『りっぱなパパになるぞ!』という作品で、のび太は「失敗しては反省し、また失敗して反省し…。その繰り返しの毎日さ。なおったのは近眼だけ」と発言している。のび太はこの年代になっても、近眼と遠視や老眼との違いが理解できていない。

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噴火[]

 のび太たちが一億年前に行って、恐竜狩りをしている時も、近くの火山が「ゴ ゴ ゴ ゴ」と勢いよく「噴火」していた。

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投売新聞[★★★]

 「投売新聞」は、のび太の眼鏡をかけた恐竜が写真で出ている新聞名である。その新聞のヘッドラインは「ナゾの恐竜の化石」となっている。

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「投売新聞」は「読売新聞」のパロディ版である。

 

出さない手紙の返事をもらう方法[★★]

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山田花子[★★]

 「山田花子」は急用があったため手紙を出した、のび太のママの学生時代の親友である。一か月前パパに「速達」で出してもらうように頼んでいたが、返事が来ないと嘆いていた。パパが青ざめて、「ドタ ドタ」と廊下を走り、ロッカーの背広のポケットを調べると、出し忘れたままであった。パパは物忘れがひどく、どうしようかとパニくっていた。それを見て、ドラえもんはひみつ道具である『返事先取りポスト』を使って、手紙を出す前に返事をもらって事なきをえた。

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忘れんぼののび太パパ[★★]

 のび太のママは一か月前パパに「速達」で出してもらうように頼んでいたが、返事が来ないと嘆いていた。パパが青ざめて、「ドタ ドタ」と廊下を走り、ロッカーの背広のポケットを調べると、出し忘れたままであった。パパは物忘れがひどく、どうしようかとパニくっていた。

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返事先取りポスト[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『返事先取りポスト』に手紙を「コトン」と投函すると、手紙を出す前に返事をもらうことができる。

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天野星夫[★★]

 歌手で、しずちゃんが大ファンである「天野星夫」から、サインが本当にもらえるかどうかを、ひみつ道具の『返事先どりポスト』で調べることになった。結果、返事が返ってこなかったので、しずちゃんは書いた手紙を出すのを止めにしている。

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「天野星夫」は「天野空夫」のパロディ版である。

 

歯の浮くような名文句(タバコ屋のおばあさん・のび太の町の商店街②)[★★]

 のび太がしずちゃんに「歯の浮くような名文句」からなる「ラブレター」を書いたところ、ママが間違ってポストに投函してしまった。直ちに、のび太たちは、おばあさんが店番をしているタバコ屋の前にあるポストへ急ぐと、「さっきあつめていったよ」というおばあさんの返事であった。なお、のび太はこのタバコ屋でパパのタバコを買ったり、お使いの途中に手紙などを投函している。

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