ドラえもん短編第2巻(その6

玉夫おじさんの恋人[★★]

 公園のベンチで、玉夫おじさんは「恋人」とデートしていた。玉夫おじさんが「モタ モタ」してはっきりしないので、恋人は「プン プン」に怒って帰ろうとした。恋人がしばらく歩くと滑り台の近くで、イヌのじゃれているひみつ道具の『正直太郎』を見つけた。可愛そうだと思ってそのお人形を抱きかかえると、お人形は恋人の気持ちを代弁して、玉夫さんは大好きだけれども、態度がはっきりしなくて、つい「イラ イラ」するとしゃべり出した。それを耳にした玉夫さんは興奮していたが、二人でブランコに乗りながら、比較的スムーズに「ぼくずっと前から、君のこと大好きで!」と愛を告白し出した。

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それなのにあの人がはっきりしなくて、あたしのことどう思っているのか……。だからついイライラしちゃって……[★★]

玉夫おじさんの恋人がイヌのじゃれているひみつ道具の『正直太郎』を見つけた。可愛そうだと思ってそのお人形を抱きかかえると、お人形は彼女の気持ちを代弁して、「それなのにあの人がはっきりしなくて、あたしのことどう思っているのか……」「だからついイライラしちゃって……」としゃべりだした。それを聞いて玉夫おじさんは彼女に愛の告白をする決心がついた。

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しずちゃんのはごろも[]

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劇のコンクール[]

 しずちゃんとのび太は仲間でやる「劇のコンクール」のリハーサルを、のび太の部屋で一緒に仲良くやっていた。

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天人[★★]

 仲間でやる劇のコンクールにおける、しずちゃんとのび太の出し物は『天人のはごろも』である。

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天人」とは、天上に住み、超人間的な能力を持つと言われる、美しい存在のことである。普通、女性の形を取る。

 

はごろも[★★]

 仲間でやる劇のコンクールにおける、しずちゃんとのび太の出し物は『天人のはごろも』である。

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はごろも」とは、三保松原で漁夫白竜が羽衣を見つけたのを、天人が呼び戻して返してもらい、その礼に舞を舞って昇天するという日本古来の伝説である。

 

フワフワオビ[]

【道具解説】 ひみつ道具である『フワフワオビ』を巻きつけると、天人みたいに「フワリ フワリ」と空に浮かぶことができる。

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きこりのおじさん[★★]

 「きこりのおじさん」は木にぶら下がっていた、『フワフワオビ』を家に持ち帰って、家宝にしようと考えていた。なお、このオビは、しずちゃんが天人みたいに体に巻きつけて空を舞っていたとき、強い風に「ビュウ ビウ ビウ」と山奥に吹き飛ばされたものであった。

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赤ちゃんのママ[]

 「赤ちゃんのママ」が庭で仕事をしていたら、空から「ヒラ ヒラ」と『フワフワオビ』が落ちてきた。軽くて柔らかいので、赤ちゃんのおむつにすることにした。

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おむつ[★★]

 赤ちゃんのママが庭で仕事をしていたら、空から「ヒラ ヒラ」と『フワフワオビ』が落ちてきた。軽くて柔らかいので赤ちゃんの「おむつ」にすることにした。

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サル[★★]

 山奥でしずちゃんがきこりのおじさんの、「ヤーレン ソーラン ソーラン」の歌に合わせて踊っていたら、「サル」がどこかへ『フワフワオビ』を持っていってしまった。

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