ドラえもん短編第2巻(その4

デカバカ川[★★]

 真夜中の相撲大会において、ジャイアンのしこ名は「デカバカ川」と命名されている。

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「デカバカ川」は「ジャイアン」のパロディ版である。

 

のび太山[★★]

 真夜中の相撲大会において、のび太のしこ名は「のび太山」と命名されている。

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ぼくの生まれた日[★★★]

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ぼくをもっと信用して(のび太は予想以上に楽天的)[★★★]

 のび太は勉強する気になっていたけれども、ママからくどいほど勉強しろと言われたので、やる気をなくしてしまった。そこで、のび太は「ぼくをもっと信用して欲しいよ」とママに訴えた。ママが「じゃあ、ほっとけばじぶんからやる?」と問いかけると、「もちろんです!!」と返事した。「それじゃ、好きなようになさい」と言われると、のび太は喜び勇んで遊びに出掛けようとした。その後、ママとパパにより厳しく叱られたので、のび太は冷や汗を垂らしながら謝っている。

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昭和三十九年八月七日[★★★]

 東京オリンピックの開催された年1964年、厳密にいえば「昭和三十九年八月七日」はのび太の誕生日である。初出誌『小学四年生』19728月号では、のび太の誕生日は昭和3787日となっていた。しかし、てんとう虫コミックス初版本(197491日発行)では、現在の誕生日に書き改められている。

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タイムマシンの入口は四角である[★★★]

 この作品では、のび太の机の引き出しにつながっている、真っ暗な『タイムマシン』への出入り口は四角であった。

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産婦人科[★★]

 のび太のパパは会社を早引けしたが、ママが「産婦人科」に入院していることを忘れるほど狼狽していた。

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ハッ、ごちそうさま、いやその……、どうも……[★★★]

 産婦人科の看護婦さんから、「おめでとうございます。男のお子さんですよ」と告げられると、のび太のパパは「ハツ ハツ」と荒い呼吸をしながら、「ハッ、ごちそうさま、いやその…、どうも…」としどろもどろになっていた。

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あんなしつけをしたおやの顔が見たい[★★★]

 『タイムマシン』でやってきたのび太が、生まれたばかりののび太を見て、「しわくちゃじゃんか、まるでサルみたい!」と叫んだ。すると、のび太のパパは怒鳴りつけ、「あんなしつけをしたおやの顔が見たい」とママに話している。

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学者[]

 のび太のパパは、生まれたばかりの子どもが、「学者になるかな、政治家になるかな」と夢想していた。

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清く正しく美しく[★★]

 生まれてきたのび太を前にして、パパの期待はどんどんエスカレートした。例えば、「思いやりがあって勇敢で、明るく男らしくたくましく、清く正しく美しく…」という具合であり、ドアの外で聞いていたのび太とドラえもんは茫然自失の状態に近かった。

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芸術家[]

 のび太のママはのび太の将来を、「芸術家もいいわね、絵でも彫刻でも音楽でも」と、パパと同じような夢を描いていた。

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スポーツマン[]

 のび太のママは出産間もないころ産院のベッドの上で、のび太を「あなたに似たら、運動なんでもこいのスポーツマン」と考えていた。

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政治家[]

 のび太のパパは、生まれたばかりの子どもが、「学者になるかな、政治家になるかな」と夢想していた。

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