ドラえもん短編第1巻(その1

未来の国からはるばると[★★★]

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ドラえもんの尻尾[★★★]

 「ドラえもんの尻尾」は初出誌『小学四年生』19701月号では、一本の線ではなく二本の線で描かれていた。しかし、てんとう虫コミックスの初版本(197481日発行)では、現在と同じように一本の線で描かれている。

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オバQ[★★★]

 のび太の勉強部屋には、読みかけの『オバQ』のマンガ本が伏せて置かれていた。

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(オバケのQ太郎):大原家に居候するQ太郎は、オバケなのに化けられないうえ、ぐうたらで犬が苦手。得意なのは大食いという、まさに無芸大食のオバケ。無二の親友である正ちゃんと、よっちゃん、ゴジラ、ハカセ、キザオといった仲間たち、さらにドロンパ、U子たちオバケの面々など、個性豊かな登場人物たちの子どもらしい夢や希望に満ちた日々がギャグ満載で描かれる。アニメ化もされ日本中に「オバQブーム」を巻き起こした。初出『週刊少年サンデー』19646号から196651号(現代漫画博物館による)

 

首つり[]

 ドラえもんが机の中から、「野比のび太は三十分後に首をつる」と告げている。

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野比のび太[★★★]

 ドラえもんが机の中から、「野比のび太は三十分後に首をつる」と告げている。

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火あぶり[]

 ドラえもんが机の中から、のび太に「四十分後には火あぶりになる」と告げている。

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ドラえもん[★★★]

 「ドラえもん」が机の引き出しから登場して、最初に言った言葉は「ぼくだけど。気にさわったかしら」である。

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気にさわったかしら[★★★]

 ドラえもんが机の引き出しから登場して、最初に言った言葉は「ぼくだけど。気にさわったかしら」である。

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人の運命[★★]

 ドラえもんはのび太に、「ぼくはきみをおそろしい運命からすくいにきた」と告げている。

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お餅[]

 ドラえもんは「パク パク」と「お餅」を三切れ、とてもうまそうに食べた。生まれて初めて餅を食べ、お餅のお皿を舌でペロリとなめている。

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セワシ[★★★]

 「セワシ」は、将来のび太がしずちゃんと結婚した場合、のび太の孫の孫になる。ドラえもんと一緒に『タイムマシン』で、お正月、野比家にやってきた。

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十九年後[★★★]

 セワシはのび太に十九年後に、しずちゃんではなく、ジャイ子と結婚すると語っている。

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タイムマシン[★★★]

【道具解説】 セワシは「ぼくらは未来の世界の者だ」と自己紹介したあと、ひみつ道具である『タイムマシン』で来たとのび太に話している。「タイムマシン」は現在から過去や未来へ自由に航行できる飛行体であり、場所も近くから遠くまでほぼ無制限に移動することが可能である。

 

タイムマシンの出口[★★★]

 セワシは、「『タイムマシン』できたら、出口が机のなかにひらいちゃってね」と、のび太に言い訳をしている。

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ジャイ子とのび太の子どもたち[★★★]

 野比家にドラえもんが来ない場合、のび太は将来ジャイ子と結婚することになる。ドラえもんが『四次元ポケット』から取り出した、野比家のアルバムに、のび太とジャイ子の結婚写真、子どもが一人できたときの夫婦の写真、その後六人の子どもたちと夫婦の写真が貼られている。歳とともに、ジャイ子母さんはたくましくなり、体重ものび太の倍以上になっている。

『深読みガイド』は「現代にドラえもんが来たことで、ジャイ子がのび太と結婚する未来は回避される予定」と結んでいる。

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