ドラえもんがやってきた[]

[初出誌] 『無題』、「幼稚園」19701月号、4頁、12コマ

[大全集] 『ドラえもんがやってきた』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 182012430日 初版第1刷発行、4頁、12コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 タイトル『無題』が『ドラえもんがやってきた』に変更

 「こんにちは」が「こんにちはー」に変更[6(1)]

 「このどらえもんをあげる」が「このドラえもんをあげよう」に変更[6(2)]

 

 「のびたくんにできるかな」が「のび太くんにあげられるかな」に変更[7(4)]

 「もとどおりにして、かえせ」が「もとどおりにして返せっ」に変更[8(3)]

 「ぼくがつくったろけっとのたこだよ」が「これはぼくが作ったたこだよ」に変更[9(2)]

 

 [梗概] 小学館の『幼稚園』というドラえもんのデビュー掲載誌の『無題(ドラえもんがやってきた)』という作品でも、のび太は元旦に、セワシからお年玉としてドラえもんをプレゼントされている。しかし、ドラえもんが机の引き出しから出てきたりしたので、のび太は気味悪いと断っている。

 

外で遊ぶと、スネ夫から借りた凧揚げ用のタコを墜落させて壊してしまった。スネ夫から元通りにして返せと怒鳴られて泣いていた。そこへ、セワシと一緒にやってきたドラえもんがその凧にひみつ道具『凧直しライト』を当てると、破れたタコはアッという間に元通りになった。

 

その後、のび太はドラえもんの作ったロケット凧に乗って楽しく空の旅を満喫している。地上では、スネ夫やジャイアンがとてもうらやましそうに空を見上げるばかりであった。

[S1801M01107147001]