落書き銃[★★]

【道具解説】 ひみつ道具の『落書き銃』でねらったものは、スコープテレビに映し出される。映った上から落書きをすると、本物が落書き通りになる。何度でも消して使うことができる。

 

【使用目的】 ジャイアンやスネ夫の描いた落書きがのび太のせいにされ、怖いおじさんから叱られ、頭にコブを作ることになった。その話を聞いて、腹を立てたドラえもんは「落書き銃」を出してくれた。

 

【使用結果】 ドラえもんはたまたま屋根の上で昼寝をしているネコを「落書き銃」で狙い定め、スコープテレビに映し出されたネコに落書きを描いている。

 

 土管の上でスネ夫はしずちゃんと話していた。のび太がこの銃で、スネ夫のほっぺに丸印の落書きをした。しずちゃんにほっぺどうしたのと言われたので、スネ夫は鏡を取り出し、ぼくのきれいな顔がだいなしといながらふいている。ふいてもふいても落書きをされるので、顔中落書きだらけになり、「たすけてえ」と叫んで逃げ出している。

 

 ジャイアンが塀の前を歩いていると、のび太が塀に「スウ」と曲線を描いたので、ジャイアンはおじさんに「こりゃ」と叱られてしまった。ジャイアンが「お、おれ、しらない」と言い張っても、きれいに消すまでゆるさんといわれたので、一生懸命消していた。

 

  しかし、ジャイアンが消せば消すほど落書きが増えていった。ドラえもんから「もう気がすんだろ」と言われたので、のび太も「このへんでやめとくよ」と言っている。

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