養老おつまみ[]

【道具解説】 ひみつ道具である『養老おつまみ』を食べながら、お水を飲むと、そのお水を酒に変えることができる。

 

【使用目的】 パパは晩酌にビールを十分飲むことができないので、ドラえもんはパパに「養老おつまみ」を出している。

 

【使用結果】 「養老おつまみ」を食べながら、水を飲むと、パパが上等のウイスキーじゃないかと思うほどの飲み物になった。

 

  ママに、「きみもたべて、のんでごらんよ」とすすめると、ママは当初お水なんか飲んだって思っていたが、一口飲むと「まあ、おいしい!」と感激し、なんだかむねがあつくなってきたわと言いながら、「ガブ ガブ ガブ」と飲み干した。

 

 「ゲハ ハハハ ハハハ」と陽気になり、パパが飲みすぎだと注意すると、ヤカンを奪って、「いいじゃない、お水ぐらい」と酔っぱらい、パパをケチと言い出す始末になった。

 

 のび太がパパにプレゼントをするため、お酒を買って家に帰ると、ドラえもんから「いま、おさけをだしちゃまずい」と言われた。確かに、ママが屋根に上がって、大きな声で『ジングルベル』や『炭坑節』を歌い、かたわらで、パパが懸命にママをたしなめているという異常事態になっていた。

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