夢の中の物を取り出せる投げ縄と夢めがね[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『夢めがね』を掛けると、外から人の夢を見ることができる。さらに、もうひとつのひみつ道具である『投げ縄』を使うと、なんでも欲しいものをゆめの中から取り出すことができる。

 

【使用目的】 のび太が夢の中で巨大なデコレーションケーキを食べようとしていたら、ドラえもんに起こされてしまった。食べてから起こしてほしかったと抗議すると、ドラえもんは「夢の中の物を取り出せる投げ縄と夢めがね」を取り出してくれた。

 

【使用結果】 ドラえもんは「人の夢を見ることのできるメガネ」をかけて、のび太のユメの続きを確認し、「投げ縄」で巨大なケーキを夢の中から引きずり出した。食べきれないほどのケーキを二人で楽しく味わった。さらに、夢を見て次から次へと、飛行機、自転車、望遠鏡、カメラ、地球儀などを引き出した。

 

 のび太はしずちゃんから、夢に出てくる怖い化け物を引き出して欲しいと頼まれた。引き出した化け物は夢の中でしか生きられないので、化け物はあなたの夢の中にいれて欲しいと言いながら、ドラえもんとのび太にしがみついてきた。

 

スネ夫の家の近くを歩いていると、スネ夫は夢を見ながら、大きく「ワッ ハハハハハ」と笑っていた。メガネをかけて、夢の内容を見ると、ウルトラスネオがドラえもんとのび太を殴り飛ばしている最中であった。

 

 二人はスネ夫の夢の中に化け物を押し込んだ。ウルトラスネオは化け物を水に弱い存在であると決めつけ、格闘しながら海に一緒に落ち込んだ。次の朝、スネ夫は水に濡れた布団を物干しで乾かしていた。それを見て、ドラえもんはしずちゃんに「うみにおちたゆめをみたのが、わるかった」と説明している。

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