ユメ完結チップ[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『ユメ完結チップ』を後頭部に付けながら寝て、「ユメが中断すると、チップのコンピューターが自動的に作動して、ユメの続きをシミュレートし、それを起きてるときに実現させる」

 

【使用目的】 ドラえもんは「ユメ完結チップ」を使って、夢の中で山のようなドラやきを食べるところをのび太に起こされてしまった。しかし、次の日、ドラえもんは謝恩福引きの一等に当たり、山のようなドラやきをもらって食べている。

 

【使用結果】 のび太も「ユメ完結チップ」を付けて、夢を見ることにした。しばらくすると、ジャイアンから追い掛けられて、「ウ~ウ~」うなっている時、ドラえもんに起こされた。続きの現実は体験したくなかったので、スネ夫にこっそりチップを付けて代わってもらった。

 

 チップはスネ夫に付けたままであるので、「どこでもドア」でスネ夫の家に行くと、スネ夫は楽しそうに夢を見ていた。『ユメグラス』で確認すると、スネ夫の夢は「どうやら残ったのは、ぼくたち二人だけらしい」といった内容だったので、チップを取り外して、家に戻った。

 

 明日まで待ちきれなかったので、のび太はしずちゃんと「タイムマシン」で明日の世界へ行った。明日の町内に残っているのは世界で二人だけであった。しずちゃんから「人間が一人もいなくなるなんて、これがどんなに大変なことかわからないの!!」と問われると、のび太も怖くなり、ワッと泣き出した。

 

  そこへ、「タケコプター」でのび太を探しに来た空中のドラえもんから、「空き地で不発爆弾が発見されて、処理がすむまで近くの人がしばらく学校へ避難している」と告げられた。

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