無理やり貯金箱[★★]

【道具解説】 『無理やり貯金箱』は無理やりに目盛りの金額まで貯金させ、予定の金額になるまで絶対開かないひみつ道具である。もし、壊そうとすると強烈なタコのスミで攻撃されるという代物である。

 

【使用目的】 のび太はお金があると、ついつい使ってしまい、ほんとに必要な時にお小遣いがゼロになっているので、ドラえもんは「無理やり貯金箱」を取り出している。

 

【使用結果】 のび太は五百円のプラモデルを買いたいので、「無理やり貯金箱」の目盛りを五百に合わせた。のび太がお金を持っていると無理やり貯金させられ、しかも五百円貯まるまで絶対に開かない貯金箱である。

 

 のび太が五十円玉を拾い、チョコレートを買おうとすると無理やり貯金させられ、パパのタバコ代も貯金させられた。貯金箱を壊そうとすると、タコスミで攻撃された。

 

  しずちゃんの三百円入り財布も、ジャイアンのガム代も貯金することになった。五百円に達したので、「パンパカパーン」という音が響いて、貯金箱は開いた。しかし、のび太は二度とこの貯金箱を使いたくなかった。

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