水加工用ふりかけ[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『水加工用ふりかけ』(185)には、七種類のふりかけがある。それらは「粘土ふりかけ」、『スポンジふりかけ』(185)、『鉄や発泡スチロールみたいにできるふりかけ』(185)、『水戻しふりかけ』(185)、「布ふりかけ」、「ペンキふりかけ」である。

 

【使用目的】 真夏の暑い日に、ドラえもんは「水加工用ふりかけ」の「粘土ふりかけ」と「スポンジふりかけ」を水に使って、気持ちのよい水布団を作っている。

 

【使用結果】 ドラえもんは「水加工用ふりかけ」を出し、大きなたらいの中の水に「粘土ふりかけ」をかけ、畳の上で布団の形にし、「スポンジふりかけ」をかけて柔らかくし、フワフワしてヒンヤリする、とても気持ちのいい水布団に仕上げている。

 

 このふりかけを使って昼寝用の涼しい家を造るため、「どこでもドア」で水のたっぷりある、海に出掛けた。水の重さで、のび太はすぐくたびれたので、ドラえもんはひみつ道具『水ビル建築機(材)』を出し、好きな設計図を入れ、ふりかけセットの大びんを装着し、「ゴットン スポコン ゴットン スコポン」と水ビルの建設に着手した。

 

  みんなを招待して、水ビルが完成するまでにあと30分かかるので、ドラえもんにひみつ道具『海の乗り物用モーター』を出してもらって、自分の好きな船を水で作って、競争することになった。

 

 しずちゃんは白鳥の船、スネ夫は遊覧船、のび太の作った船は、スネ夫が「カチカチ山のドロ舟みたいの作ってくるぜ」と噂しているようなものであったので、作り直している。

 

  海に乗り出すと、ジャイアンの戦艦がスネ夫としずちゃんの船に「ドジン」と衝突して、沈没させている。のび太は潜水艦を作って、戦艦の船底にわざとぶつかって、「ゴボ ゴボ」と沈没させた。

 

 みんなずぶぬれになったので、「布ふりかけ」で着替えを作ったが、透きとおるので、「ペンキふりかけ」で色を付け、みんなで正装することにした。水ビルが完成したので、中に入ると、透きとおっているので、太陽が「ギラ ギラ」して、落ち着くことができなかった。

 

 「ペンキふりかけ」で色を塗ることになり、のび太がタケコプターを使って、「パラ パラ」と水ビルにふりかけた。水ふりかけをかけたので、一瞬に水ビルは「ドドオ」と水になってしまった。

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