身代わりバー[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『身代わりバー』の先端をお互いに握ると、瞬時に両者の体は入れ代わることができるようになる。

 

【使用目的】 ドラえもんは大嫌いなネズミにスズを取られたので、「身代わりバー」を出して、のび太と入れ代わって、スズを取り戻している。

 

【使用結果】 のび太が「身代わりバー」を持って遊びに行くと、しずちゃんが土管の上で深刻な顔をして考えていた。しずちゃんが今度の家庭教師の先生、しつっこいから家に帰りたくないと言い出したので、「身代わりバー」でお互い入れ代わることになった。

 

 心配になった身代わりのび太が窓の外から中をうかがうと、家庭教師の「ぜ~んぶちがってる!! …… これでこそ教えるかいがある」との声が聞こえ、しばらく二人は休むことになった。

 

  部屋の中の身代わりしずちゃんが寝そべって昼寝をしたり、あぐらをかいてマンガを読んだり、ハナクソをほじくったりすると、窓の外の身代わりのび太はいちいちボードに注意点を書いて、そうしたことをやめさせようとしていた。

 

 家庭教師が窓の外の子に気づくと、追っ払い、あんなばかみたいな子とはつき合わないほうがいいと言うので、身代わりしずちゃんが腹を立てると、好きな物をプレゼントしようと言い出した。

 

  身代わりしずちゃんがモデルガン、ラジコンヘリ、ビデオテープレコーダーを次々と挙げると、家庭教師は逃げ出したので、「買え~ 買え~」と言いながら追い掛けた。その光景を目にした身代わりのび太は「いや、いやっ! はずかしくてもとへもどれないわっ」と逃げ回って、のび太と代わってくれませんでした。

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