味方指輪[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『味方指輪』をはめて、手を握るとピカッと光り、それに当たると誰でも十分間味方になってくれる。

 

【使用目的】 買ったばかりのマンガを再びジャイアンに取り上げられてしまった。頼りのドラえもんに相談すると、これから出掛けるとの返事であった。のび太が「この広い世界に、ぼくの味方は一人もいないのか」と泣き叫ぶと、ドラえもんが渋々「味方指輪」を出してくれた。

 

【使用結果】 マンガを取り戻すため、出かけようとするとママにつかまったが、ガス代の集金人が「味方指輪」の光を見ると、味方になって、解放してくれた。先生につかまった時も、この指輪のおかげで、逃げることができた。

 

  スネ夫に会って、ジャイアンとマンガの件について聞いたが、知らぬ存ぜぬという態度であった。この指輪の助けを借りて、おまわりさんに調べてもらうと、スネ夫がマンガを預かっていると白状したので、取り戻すことができた。

 

 ジャイアンに断わらず返したので、スネ夫は叱られたが、すぐにスネ夫は以下のようなすばらしいアイディアを思いついた。のび太は再び、ジャイアンに本を奪われ、裏山まで追い掛けることになった。

 

  裏山では、周りには味方する人間がひとりもいなかったので、計略に乗せられたと思った。しかし、指輪の光りがジャイアンとスネ夫に当たると、本を投げ出し、スネ夫は「のび太をいじめるなんてゆるさない!!」、ジャイアンも「おれだってゆるさない」と言いながら、取っ組み合いの戦いを始め出した。

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