魔法の掛け時計(時間操作時計)[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『魔法の掛け時計(時間操作時計)』の針で時間を操作すると、現実の時間も針の時間通りになる。

 

『不思議な掛け時計(時間を自由に変えられる時計)』と同一機能を有したひみつ道具である。

 

【使用目的】 のび太が八時すぎて、学校に遅れそうになったので、ドラえもんは「魔法の掛け時計(時間操作時計)」を取り出している。

 

【使用結果】  学校で先生が朝の出席を取っている時、ドラえもんがのび太の帰ってくる時間に「魔法の掛け時計(時間操作時計)」の針を進めた。すると、終了のベルが「じりり」と鳴り、先生は「ばかに早かった」とつぶやいて授業を終えている。

 

  家に帰ると、のび太は三時のおやつを食べた。おいしいおやつだったので、頼んで三度も時計を三時に戻してもらい、四回も食べることができた。

 

 テレビの『ウルトラマン』がおもしろかったので、ニュースの時間を「ウルトラマン」の時間に戻した。何度も時計を戻したので、アナウンサーも「ウルトラマン」も怪獣もへとへとに疲れて、「ぐうぐう…」眠り出した。

 

 パパが模型飛行機を買ってきてくれたので、時計を戻して、たっぷり外で遊んだ。寝るときに、時計をもとの時間に戻すと、朝になっていた。もう一度戻して寝ると、パパやママは暗い空を見ながら、「もうあさになっても、いいころだなあ」と呟いていた。

[S03101M013124017103]