ペッター[★★]
【道具解説】 電気掃除機を訓練して、いろんな芸ができるたびごとに、ひみつ道具である『ペッター』という餌をごほうびとして与えると、掃除機が立派なペットになった。
【使用目的】 スネ夫はネコに愛情と根気でいろんな芸を仕込んでいた。のび太はうらやましくなり、ペットに芸を仕込みたくなったので、この「ペッター」を出してもらっている。
【使用結果】 最初は掃除機をペットにすることなど、のび太はバカらしくてできないと考えていたが、ドラもんに腹を立てられ、渋々、掃除機に「チンチン」を繰り返し、できたらごほうびの「ペッター」を与えていた。しばらくすると、ペットの「ソージー」は教えたことをどんどん覚え、素晴らしいペットに成長した。
土管のある広場で、さまざまなデモンストレーションを展開すると、ジャイアンから「スネ夫のネコよりよっぽど頭がいいや」と絶賛された。スネ夫から「のび太のくせになまいきな!!」と抗議されると、ソージーはスネ夫の頭を「ガッ」と殴り、猛烈な勢いでスネ夫を追い回している。
スージーは家に帰ると、番犬になったつもりになり、お客さんのカツラを取って、ママから叱られ、おわびの印に部屋を掃除していた。部屋がきれいになったが、ママの読みかけの週刊誌や新聞がなくなり、ママから掃除機なんか、飼っちゃいけませんときつく言われてしまった。
ソージーが突然にいなくなり、家出して、のら掃除機になったら困るので、ママと一緒に「掃除機探しています」というポスターを貼って、懸命に捜索している。
[S16492・B03161・028605:294]