ドラえもんの大ひみつ[★]
[初出誌] 『ドラえもんの大ひみつ』、「小学五年生」1976年1月号、2頁、16コマ
[単行本] 『ドラえもんの大ひみつ』、「てんとう虫コミックス ドラえもん未収録作品スペシャル第14巻」2004年9月20日 初版第1刷発行、2頁、16コマ
[大全集] 『ドラえもんの大ひみつ』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 4」2009年12月30日 初版第1刷発行、2頁、16コマ
【初出誌vs.大全集】
変更なし
[梗概] のび太はしずちゃんとジャイアンから、ドラえもんがどうしてネズミを怖がるのか、そして、何だって未来の世界から来たか、を聞いて欲しいと頼まれた。以前聞いても教えてくれなかったので、のび太は深刻な顔をして困っていた。
ドラえもんは隠しごとをするとは、けしからんと言いながら、秘密をしゃべる『シャベルじょう』を取り出した。
のび太に飲ませる予定であったが、強引にドラえもんが飲まされてしまった。すると、「2122年8月、セワシくんの部屋で昼寝中、ネズミに耳をかじられる。ネズミがだいきらいになる」、そして、「好きだった女ロボットに、耳がないと笑われる」と言った真相を語った。
セワシから「心の痛手をなおすため、しばらく遠くへ行ったらどう?」と言われ、さらに、「のび太という先祖がどうもパッとしない、できの悪い子なんだ。きみ、そばについてて、たすけてあげないか」といった真相も暴露された。
ジャイアンとしずちゃんに「教えてよ。けち!」と言われたが、のび太は逃げ回ってどうしても、ことの真相を話さなかった。
[S0473・E1404・057601]